祈る皇女「斎王」
斎宮跡「さいくう平安の杜」
日本遺産認定「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」
斎王―それは、およそ660年という長きに亘り、国の平安と繁栄のため、都を離れ、伊勢神宮の天照大神に仕えた特別な皇族女性のこと。そんな斎王が暮らした地、斎宮。伊勢神宮でもなく都でもない。慎ましやかであり雅やか。
斎宮という独特で特別な世界は日本で唯一ココだけ。ココは三重県多気郡明和町。
斎王の始まり
斎王の歴史は日本神話の時代まで遡る。語り継がれる伝説の初代斎王は、天照大神の御杖代であった豊鍬入姫命。そのあとを継ぎ、天照大神の鎮座される場所を探し諸国を旅し、伊勢の地にたどり着いた倭姫命。
倭姫命は、伊勢の地(現在の明和町大淀)に入り、佐々夫江行宮を造り、カケチカラ行事の発祥となる伝説をつくった。これが斎王と明和町との縁となったのか、斎王制度が確立し、斎王が天照大神に仕えた場所・斎宮は、伊勢神宮からおよそ15キロメートル離れた伊勢神宮領の入口につくられた。
斎王ゆかりの古典文学の世界
会期 現在開催中~4月11日(日)
会場 斎宮歴史博物館 特別展示室
〒515-0325 三重県多気郡明和町竹川 503
(TEL) 0596-52-3800 (FAX) 0596-52-3724
(E-mail) saiku@pref.mie.lg.jp
【休 館 日】2 月 22 日 (月)、 3 月 1 日 (月) ・ 8 日 (月) ・ 15 日 (月) ・ 22 日 (月) ・ 29 日 (月)、4 月 5 日 (月)
【開館時間】9 時 30 分~ 17 時 (入館は 16 時 30 分まで)
【観 覧 料】 無料 (常設展の観覧には別途観覧料が必要)
館蔵品展は、公開の機会が少ない館蔵資料を中心としたコレクション展です。
今年度の館蔵品展は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休館により、2週間ほどしか公開できなかった、令和元年度館蔵品展 「斎王ゆかりの古典文学の世界」 の再展示です。
令和元年度館蔵品展の展示構成をベースに、新たな資料を交え、斎王や斎宮にゆかりの深い古典文学作品やその関連資料から、斎王 ・ 斎宮をめぐる古典文学の世界をご紹介します。
■展示内容
館蔵品展「斎王ゆかりの古典文学の世界」
斎王や斎宮は、数多くの古典文学作品に登場します。
そのため当館では、斎王や斎宮にゆかりのある古典文学作品や、関連する美術品を数多く収集しています。今年度の館蔵品展では、これまでに当館が 収集した、伊勢物語や源氏物語をはじめとする古典文学作品、勅撰和歌集などの歌集、これらに関連する美術品から、斎王・斎宮をめぐる古典文学作品の世界をご紹介します。
・展示資料点数 約40点
【主な展示資料】
伊勢物語図井筒菱つなぎ形茶箱
(いせものがたりずいづつひしつなぎがたちゃばこ)江戸時代
三十六歌仙図画帖(さんじゅうろっかせんずがじょう)江戸時代前期
源氏物語絵巻(げんじものがたりえまき)江戸時代中期
源氏物語図屏風(げんじものがたりずびょうぶ)江戸時代前期
三十六歌仙図色紙貼交屏風(さんじゅうろっかせんずしきしはりまぜびょうぶ)江戸時代中期
歌仙絵抄(かせんえしょう)文化7年(1810)
千載和歌集(せんざいわかしゅう)室町時代か
百人一首図会(ひゃくにんいっしゅずえ)江戸時代
狭衣物語(さごろもものがたり)江戸時代
■展示解説会(事前申込不要)
日時:3月6日(土)、4月3日(土)13時30分~14時
会場:斎宮歴史博物館講堂
※新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、変更が生じる可能性があります。
事前にお電話(0596-52-3800)にてご確認ください。
【斎宮とは】
古代から中世にわたり、天皇に代わって伊勢神宮の天照大神に仕えた「斎王」は、皇女として生まれながら、都から離れた伊勢の地で、人と神との架け橋として、国の平安と繁栄を願い、神への祈りを捧げる日々を送った。 斎王の宮殿である斎宮は、伊勢神宮領の入口に位置し、都さながらの雅な暮らしが営まれていたと言われている。地元の人々によって神聖な土地として守り続けられてきた斎宮跡一帯は、 日本で斎宮が存在した唯一の場所として、皇女の祈りの精神を今日に伝えています。
【さいくう平安の杜とは】
平安時代前期(9世紀)の復元建物3棟(正殿・西脇殿・東脇殿)を、発掘調査で発見された位置そのままに再現しています。
明和町の斎宮・斎王・さいくう平安の杜
についての情報は、下記サイトのリンク記事をご覧ください。
ZIPANG TOKIO 2020
「特別編 斎王~明和町より~伝説と歴史が伝える歴代の斎王74名について」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3020519
ZIPANG TOKIO 2020
「斎王〜日中韓にみる古代トップレディの装束にみる色彩表現〜寄稿文 紅山子 」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/4292845/
ZIPANG TOKIO 2020「天皇の御名代 斎王 第36回 斎王まつり ~斎王群行は古代伊勢道を通り斎宮へ~【日本遺産】」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/4268881/
ZIPANG-3 TOKIO 2020 明和町~初代斎王宮殿の大発見~「天武天皇の娘で初代斎王『大来皇女』の斎王宮殿跡と高床倉庫群(飛鳥時代)!!」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5848684
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~昔ながらの伊勢参りとは~「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り(1)」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5732084/
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~昔ながらの伊勢参りとは~「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り(2) おはらい町~伊勢神宮の鬼門を守る名刹~斎王の斎宮」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5736043/
ZIPANG TOKIO 2020「斎王の都 明和町 ~ 伊勢は斎王で持つ 斎王は伊勢で持つ ~ 尾張名古屋は城で持つ」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2988927
ZIPANG TOKIO 2020「王朝ロマンのまち 明和町に12都市の首長が集結!! 歴史まちづくりについて熱く語る!!」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3092172
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
明和町役場 〒515-0332 三重県多気郡明和町馬之上945電話:0596-52-7111
斎宮歴史博物館 〒515-0325 三重県多気郡明和町竹川 503(TEL)0596-52-3800
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現在、1350件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。
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ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/
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ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
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200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-2 TOKIO 2020 (VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/
615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
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