ZIPANG-5 TOKIO 2020 「 豊かなまちの暮らしの中で、人間らしく働く 」~町ごとシェアオフィス~【美濃市】


【地方都市が目指すもの】


都市の高層オフィスビルで働く事。長らくそれは日本社会で憧れとされ、働き方のスタンダードとされてきた感がありました。しかしながら企業の効率性を重視したその働き方は、日々の通勤ラッシュ・限られた作業スペース・長時間残業等、一人ひとりの暮らしや心のゆとりを犠牲にして成り立っていた側面も大きいのではないでしょうか?


一方で、昨今の新型感染症の予防対策として、従来のオフィスワークは、在宅ワークが半ば常識化していますが、オンラインを通じた猶予ない会議時間・コミニュケ―ションの少なさ・運動不足や私語の禁止等、人間的な繋がりと身体的・精神的な健やかさを疎かにした働き方になってしまっている例も少なくないはずでは…?!


オフィスビルでの通勤型や自宅での在宅ワークで陥りがちな「機械的でロボットの様な働き方」から脱却し、自然・伝統・人の繋がりから成る「豊かな暮らしの中で働く」という日本社会が見失った「人間らしい働き方」を取り戻す事こそ地方都市の目指すところではないのだろうか??


岐阜県美濃市とは

清流長良川


美濃まつり 和紙の町の「花みこし」


うだつの上がる町並み


関ケ原の戦いの後1600年に開かれた「和紙」で栄えた町。 現在の人口は約二万人。清流長良川と数々の文化財、「花みこし」が有名な美濃まつりなど、自然と文化が一体となった美しい町です。 


国内初「町ごとシェアオフィス」

2021年7月31日(土)に、国内初のまちごとシェアオフィス「WASITA (Work and Stay in Traditional Area) MINO」が岐阜県美濃市のうだつの上がる町並みにオープンした。

築約150年の長屋に残る伝統と技術を受け継いだ木造建築のシェアオフィスを拠点に、「自然と伝統、繋がり息づくゆたかなまちで働く、暮らす」という価値の創出を目指す。


老朽化が進み、建て替えも検討される中で、美濃市が誇る設計士・建設会社の洗練された技術により、伝統や趣を残しながら、新しい暮らしと働き方を創るシェアオフィスとして生まれ変わる。


岐阜県美濃市の長屋を改修したシェアオフィス「WASITA MINO」を拠点に、新しい働き方と豊かな暮らしを推進!


古民家木造建築の佇まい


オフィス裏に広がる芝の中庭


格子で囲われた通路


麻炭を塗りこんだ手漉き和紙で覆われた壁


吹き抜けの多い開放的な空間をはじめ、他に類を見ないオフィスへと変貌。


築約150年の長屋に残る伝統と技術を受け継いだ木造建築のシェアオフィスを拠点に、「自然と伝統、繋がり息づくゆたかなまちで働く、暮らす」という価値の創出を目指す。


「町ごとシェアオフィス」WASITA MINOとは?

【WASITA MINOとは】

2021年7月31日(土)に、岐阜県美濃市のうだつの上がる町並みにオープンした。


WASITA(Work and Stay in Traditional Area)MINOは、自然・伝統文化・人の繋がりが息づく岐阜県美濃市のうだつの上がる町並をフィールドに、「豊かなまちの暮らしの中で、人間らしく働く」というこれからの日本社会に必要な働き方を提案するシェアオフィスとなる。


1F平面図

2F平面図


「豊かなまちの暮らしの中で、人間らしく働く」を支える
2つの「場」を提供。


■伝統と最先端が共存する心地よく安全な『働く場』Work Place

・コワーキングスペース
・プライベートオフィス
・会議室
・「まちごとワークタンブラーの提供」によるうだつの町並み内での働く場所の確保
・RICOH製入退室キー等のセキュリティ対応
・朝早くから夜遅くまで作業できる営業時間(8時~22時) など  


 ■本物の豊かさを見つける 『暮らす場』Life Place

 ・フレキシブルに活用できるゲストハウス
・NIPPONIA美濃商家町 等、地域の宿泊施設の優先利用
・屋外ハンモック等のリラックススペース
・自然アクティビティ(自転車ロードレース日本大会コースでのサイクリング・天然鮎釣り体験等)
・伝統文化体験アクティビティ(日本酒造り体験・和紙すき体験等)
・地域事業者との連携イベント・ワークショップなど          


【まちごとタンブラーとは】

「まちごとワークタンブラー」は、美濃市うだつの上がる町並み内をオフィスとして利用する際の「社員証」です。


WASITA MINO コワーキングスペースから離れて町で仕事をする際に、提供施設に社員証代わりのワークタンブラーを提示することで、オフィスのようにドリンクを無料で提供されるなど、ゆったりと仕事をすることが可能になる。


内覧会の様子

地域向け内覧会では、近隣に住む約30名の方々が参列、美濃の町に喜びや期待の声が弾んでいた!


左から岐阜県 崎浦部長、サンメッセ株式会社 田中専務、みのシェアリング辻社長、
岐阜商用信用組合 大野理事、株式会社十六銀行 大野常務


運営会社:みのシェアリング株式会社

〜代表取締役:辻晃一氏からのメッセージ〜

清流長良川や緑濃き山々から成る豊かな「自然」、1300 年の伝統を誇る美濃和紙等の手仕事を中心とした「伝統文化」、江戸時代に築かれた伝統的な建物が残るうだつの上がる町並みを起点に形成されてきた「人の繋がり」といった地域資源が根強く残る美濃市だからこそ、その実現が可能と信じております。

わたしたちは働き方改革やリモートワークに取り組まれる東海圏・都市圏の企業の方や、豊かな暮らしと働き方の両立を目指される個人の方と、これからの社会に必要な働き方を追求していきたいと強く願っております。また、本事業を通じて美濃市に意思をもって継続的に関わる交流人口が増える事により、地域のシビックプライドの醸成・価値のある景観の維持・保全、町の活性と豊かさの増進に繋げる事にも取り組んで参ります。




交通アクセス 

 


鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


ZIPANG TOKIO 2020「1300年の歴史を誇る美濃の和紙 伝統とモダンの融合 " 第23回 美濃和紙あかりアート展 "」

https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/1371840/


ZIPANG TOKIO 2020「お・も・て・な・しの国 岐阜市の見どころ(特別編 その壱)」

https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3543726/


ZIPANG TOKIO 2020「岐阜の四季『春の香り』(特別編その弐)」

https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3552926/


ZIPANG TOKIO 2020
「郡上八幡 郡上本染 鯉のぼり寒ざらし公開作業はあと1日のみです!」

https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/1923231/


ZIPANG TOKIO 2020
「『天皇家の鵜飼 』~ 織田信長が考えた至高のおもてなしこそ 長良川鵜飼 ~ 」

https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2414291/


ZIPANG-3 TOKIO 2020「日本の町『岐阜』信長の愛した長良川鵜飼 開幕」

https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6230109/


ZIPANG TOKIO 2020「飛騨路に春を告げる 下呂の田の神祭り(国指定重要無形民俗文化財)と下呂温泉 美人の湯を堪能!」

https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3693829/



現在、1500件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


250件ほどの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)

https://tokyo2020-4.themedia.jp/


235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)

https://tokyo2020-3.themedia.jp/


200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)

https://tokyo2020-2.themedia.jp/


615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)

https://tokyo2020-summer.themedia.jp/


最新の記事をご覧いただけます。

ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)

https://tokyo2020-5.themedia.jp/


ZIPANG-5 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

0コメント

  • 1000 / 1000