伊勢神宮内宮 宇治橋
三重県(知事:鈴木英敬)には、日本人の心のふるさとである伊勢神宮や斎王の斎宮、世界遺産の熊野古道がありますが、 実はそのほかにも行っておきたい「知られざるパワースポット」も多くあります。
女性は特に訪れておきたい鳥羽三女神など、初詣や年始の旅行にぴったりの三重県の魅力的なパワースポットをご紹介。また、年始から冬にかけて三重旅行を楽しめるよう、注目のスポットの情報もご案内します。
やっぱり行きたい!日本人の心のふるさと
「伊勢神宮」&「斎王と斎宮」&「熊野古道 伊勢路」
伊勢神宮
日本人の御祖神(みおやがみ)で、現在でも内宮・外宮合わせて年間約
1000 万人が訪れる「日本の聖地」。
内宮・外宮を中心に125 の社で成り立ち、外宮から内宮へ参拝するのが古くからの習わし。
伊勢神宮 外宮
伊勢神宮外宮 正宮
天照大御神様のお食事を司り、産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る。衣食住をはじめあらゆる産業の守り神で、お参りの際は、日々の恵みに感謝を伝えたい。(三重県伊勢市豊川町 279)
伊勢神宮 内宮
伊勢神宮内宮 正宮
内宮は皇室の御祖先であり、太陽にも例えられる天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る。広大な古代から守り続けられてきた深い森に包まれながら参拝ができる。
(三重県伊勢市宇治館町1)
早朝参拝のあとの朝粥がオススメ!
伊勢市駅~外宮をつなぐ「外宮参道」
あそらの茶屋
御饌の朝粥
伊勢市駅と外宮をつなぐ徒歩5分の道のりは賑やかな内宮の門前町とは異なり、静かで落ち着いた趣き。早朝参拝のあとの「あそらの茶屋」でいただける「御饌の朝粥」は絶品!
お伊勢さんの門前町
「おはらい町」「おかげ横丁」
おはらい町
おかげ横丁
伊勢神宮内宮参拝のあとは、宇治橋から五十鈴川沿いに続く約800 mの石畳の通り「おはらい町」とその真ん中にある「おかげ横丁」で伊勢うどんや手こね寿司、「赤福」など三重グルメに舌鼓。
斎王と斎宮
日本遺産「祈る皇女 斎王のみやこ 斎宮」
斎王「明和町~斎王まつり~」
古代から中世にわたり、天皇に代わって伊勢神宮の天照大神に仕えた「斎王」は、皇女※として生まれながら、都から離れた伊勢の地で、人と神との架け橋として、国の平安と繁栄を願い、神への祈りを捧げる日々を送った。
上記「斎王」写真(2点)の上をクリックすると拡大してご覧いただけます。
斎王とは?
斎王(さいおう)…それは、天皇に代わって伊勢神宮の天照大神に仕えるために選ばれた、未婚の皇族女性のことである。歴史に見られる斎王制度は、天武二年(674)、壬申(じんしん)の乱に勝利した天武天皇が、勝利を祈願した天照大神に感謝し、大来皇女(おおくのひめみこ)を神に仕える御杖代(みつえしろ)として伊勢に遣わしたことに始まる。
以来、斎王制度は660年以上にわたって続き、60人以上の斎王が存在した。伝説は、伊勢に天照大神を祀った倭姫命(やまとひめのみこと)など、さらに多くの斎王の物語を伝える。
制度が確立して以降の斎王は、卜定(ぼくじょう)という占いで選ばれ、斎王群行と呼ばれる五泊六日の旅を経て伊勢へと赴いた。その任が解かれるのは、主に天皇が代わったときのみ。年に三度、伊勢神宮に赴く以外は、一年のほとんどを斎宮で過ごし、神々を祀る日々を送っていた。また、神に仕える身ゆえに恋をすることも許されず、伝説に語られる斎王の中には己の命を絶って身の潔白を証明した哀しい斎王や、恋ゆえに斎王を解任されたり、恋人と引き裂かれたりした斎王もいたのである…。
斎王の群行と退下
天皇は未婚の内親王、あるいは女王の中から占いで斎王を決めます。斎王に任命されると宮中の初斎院と都の郊外にある野宮で精進潔斎したのち、3年目の秋、伊勢の斎宮へ5泊6日をかけて群行しました。 斎王の解任(退下)は天皇の譲位、死去、近親者の喪などによるとされ、帰路は、天皇の譲位の時は群行路をたどり、その他凶事の時は図のように同じ路をたどることはできないとされています。
明和町 斎宮跡「斎宮寮」
斎王の宮殿である斎宮は、伊勢神宮領の入口に位置し、都さながらの雅な暮らしが営まれていたと言われている。地元の人々によって神聖な土地として守り続けられてきた斎宮跡一帯は、日本で斎宮が存在した唯一の場所として、皇女の祈りの精神を今日に伝えている。
お問い合わせ
斎宮跡・文化観光課 文化財係
〒515-0332 明和町大字馬之上945番地 電話番号:0596-52-7126
伊勢神宮の御祭神は天照大御神
原始、女性は太陽であったー平塚らいてう
愛子内親王殿下のお誕生日に際してのご近影・・・【宮内庁】
令和2年12月1日
(赤坂御用地にて)
※現在、皇女にあたる皇族は、敬宮愛子内親王殿下(第126代天皇陛下、皇后陛下の第1皇女子)のみであります。
皇太子妃殿下お歌(現:皇后陛下)【宮内庁】
乳母車おして歩めばみどり児は光あふるる空にまばたく
(うばぐるまおしてあゆめばみどりごはひかりあふるるそらにまばたく)
[生後3,4か月の頃]
子をつれて君と歩めば夕空に一番星ははやかがやきぬ
(こをつれてきみとあゆめばゆふぞらにいちばんぼしははやかがやきぬ)
あたたかく陽のさす庭に抱きいでてあどけなく笑ふ吾子の重たさ
(あたたかくひのさすにはにだきいでてあどけなくわらふわこのおもたさ)
[1歳近くになって]
二大聖地を結ぶ
世界遺産「熊野古道 伊勢路(いせじ)」
尾鷲ヒノキの美林に囲まれた石畳が続く「馬越峠」など全17コースがある。
“紀伊山地の霊場と参詣道”として2004 年 世界遺産に登録された熊野古道。
熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)と、伊勢や大阪・和歌山、高野山及び吉野とを結ぶ古い街道の総称を指す。
伊勢路は、日本人にとって特別な場所である伊勢神宮と熊野三山という二つの聖地を結ぶ道として、今も昔も人気がある。全長は170kmで、各所で自然の美しい景色を楽しむことができる。
日本最古の神社と呼ばれる 「花の窟神社」
花の窟神社
日本最初の歴史書である『 日本書紀 』 の神代第一で「国産みの舞台」として登場。海を見下ろすような高さ45mの巨石がご神体。毎年2 月2 日と10 月2 日には、例大祭が行われ、多くの人が参拝に訪れる。(三重県 熊野市有馬町上地 130)
鬼ヶ城
獅子岩
自然が作った芸術品 「鬼ヶ城」と「獅子岩」松本峠の近くにある自然の造形美。土地の隆起や波の浸食 によって作られた景色は国の 名勝・天然記念物にも指定さ れている。特に 11 月~ 1 月に かけては獅子岩の口に月が入る写真が撮れる可能性が!(三重県 熊野市木本町・井戸町)
「伊勢神宮」「斎王と斎宮」「熊野古道 伊勢路(いせじ)」
について詳しくご紹介しております。下記のリンク記事をご覧ください。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~平成最後のお伊勢参り~「『平成』から次の時代へ 感謝と祈りのお伊勢参は 『常若』の精神に通ずる!」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5673545
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~昔ながらの伊勢参りとは~「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り(1)」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5732084
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~昔ながらの伊勢参りとは~「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り(2) おはらい町~伊勢神宮の鬼門を守る名刹~斎王の斎宮」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5736043
ZIPANG TOKIO 2020 「特別編 斎王~明和町より~伝説と歴史が伝える歴代の斎王74名について」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3020519
ZIPANG-3 TOKIO 2020 明和町~初代斎王宮殿の大発見~「天武天皇の娘で初代斎王『大来皇女』の斎王宮殿跡と高床倉庫群(飛鳥時代)!!」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5848684
ZIPANG-3 TOKIO 2020 「 世界遺産 熊野古道のまち『紀北町』伊勢路を行く」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6648461
ZIPANG-3 TOKIO 2020 神の庭にて きほく燈籠祭開催!「仕掛け花火"彩雲孔雀"は紀北町でしか見れない 日本で唯一無二の豪華絢爛!」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6657153
ZIPANG-3 TOKIO 2020 「 世界遺産 熊野古道のまち『熊野市』伊勢路を行く(続編-1)」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6664947/
ZIPANG-3 TOKIO 2020 「 世界遺産 熊野古道のまち『熊野市』伊勢路を行く(続編-2)」日本最古の神社 花の窟(はなのいわや)神社
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6667216/
ZIPANG-3 TOKIO 2020 「 神々が眠る日本最古の地・ 花の窟~花の窟(はなのいわや)神社~(続編-3)」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6679209/
ZIPANG-2 TOKIO 2020「弘法大師 空海の世界遺産高野山真言宗 総本山金剛峯寺」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4419291
関連情報
多賀大社には『天照大御神』の親神様が祀られています。
ZIPANG TOKIO 2020「お伊勢参らば お多賀へまいれ お伊勢お多賀の 子でござる 多賀大社」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2993655
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
宮内庁 〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1 電話:03-3213-1111(代表)
明和町 〒515-0332 明和町大字馬之上945番地 電話番号:0596-52-7126
斎宮歴史博物館 〒515-0325 三重県多気郡明和町⽵川503電話︓0596-52-3800(代)
公益社団法人伊勢志摩観光コンベンション機構
〒519-0609 三重県伊勢市二見町茶屋111-1 伊勢市二見生涯学習センター1F
電話番号 0596-44-0800
紀北町役場 商工観光課
〒519-3292 三重県北牟婁郡紀北町東長島769番地1 電話番号:0597-46-3115
紀北町観光協会 〒519-3204 三重県北牟婁郡紀北町東長島2410-73 TEL:0597-46-3555
熊野市観光協会 〒519-4324三重県熊野市井戸町653-12 電話/FAX:0597-89-0100
熊野三山協議会
〒647-8555 和歌山県新宮市春日1-1 新宮市役所商工観光課内
TEL: 0735-23-3333
三重県庁 〒514-8570 三重県津市広明町13番地 電話番号:059-224-3070
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表) 03(5253)4111
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
〒648-0294和歌山県伊都郡高野町高野山132 TEL : 0736-56-2011(代)
花窟神社(花の窟神社)〒519-4325 三重県熊野市有馬町上地130 電話番号:0597-89-2881
神宮司庁 〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1電話: 0596-24-1111
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