ZIPANG-5 TOKIO 2020 地球は泣いている~津和野にて『京の極み #プレミアム抗菌 銀艶(ぎんつや)マスク』を創作〜


~津和野にて~

津和野殿町通り


津和野と言えば、瞼に浮かぶのは街中に張り巡らされた清らかな水路に沢山の錦鯉がゆったりと遊泳していたり…戦災を蒙らなかった為か瑞々しく品格のある伝統的街並みの風情である。

津和野では、6月〜7月にかけて花菖蒲が咲き、豊かに流れる水路にはいつも錦鯉が泳いでいる…季節は何時しか巡り来て、辺の景色も刻々と変化を遂げる無常感。されどそこには揺るがぬ津和野たる色がある・・・

津和野 SL「やまぐち」号が緑の大地をひた走る

空の上から津和野盆地を俯瞰すると、印象がガラリと一変する。 こんなにも緑が一杯に広がる盆地だったのか・・・⁉

あ!眼下に黒い煙を吐きながら緑の草原を駆け抜けるSLやまぐち号を発見!
遠くに見える家々の赤い屋根は石州瓦だ。統一化された瓦屋根色の群団は真に美しい !!

緑の草原が補色効果でより一層輝いて見える。

昭和29年の夏、想い出すのは、天竜で「きこり」をしている遠い親戚のおじさんを訪ねた時も黒煙を吐いて走るSLだった…窓を開け気持ちの良い緑色の風に、ついうたた寝をしたら汽笛で目が覚めた。

トンネルを抜けるとふと、弟の真っ黒に染まった顔見て指挿した。すかさず相手も負けてない。お互いの顔を見合わせ腹をよじって笑い転げた!昭和の懐かしい想い出の一コマです・・・ 


マリア様の瞳に涙

津和野 乙女峠のマリア聖堂 

キリシタン殉教の悲話を伝える、日本で唯一 聖母マリア出現の聖地



マリア聖堂は、その愛らしい名前とはうらはらに、キリシタン殉教の地である乙女峠に建つ石州赤瓦の聖堂。昭和26年建設。

キリスト教が厳禁だった明治元年に長崎から送られてきた153人の隠れキリシタンは、津和野藩の改宗のすすめに応じず、ついに拷問によって36人が殉教の道を選びました。

その際、日本で唯一聖母マリアが降臨された地といわれています。
ステンドグラスにはその悲しい様子が描かれています。
津和野駅から徒歩20分 見学無料 TEL 0856-72-0251 (津和野カトリック教会)


史跡名勝天然記念物

旧堀氏庭園

旧堀氏庭園の主屋と客殿

天明5年(1785)上棟、入母屋造桟瓦(石州瓦)葺、2階建て
 

楽山荘 明治33年(1900)築、入母屋造桟瓦(燻瓦)葺、一部2階建て


旧堀庭園 二階からの眺め

 

旧堀氏庭園。紅葉の名所。銅山で財を成した堀氏の家。主屋・楽山荘と古い建物。竈も利用可能。


堀氏は、近世初期から近代にかけて、笹ヶ谷銅山などの採掘に従事した銅山師の家系であります。特に、第9代堀藤十郎伴義(1739〜1806)は笹ヶ谷銅山の経営における堀氏の主導的な地位を築き、津和野の白石川沿いに主屋をはじめ堀氏住宅の主要建築群を建造した。

また、第15代堀藤十郎礼造(1853〜1924)は近辺の鉱山を次々と購入して経営を拡大し、「楽山」と号して主屋の隣地に数寄屋建築や庭園を構えたほか、その近辺に鉱山開発に関わった労働者や住民のための病院などを整備したのでした。

旧堀氏庭園は天明5年(1785)建造の主屋に南面する枯山水庭園のほか、明治33年(1900)建造の数寄屋建築「楽山荘」とその庭園の「楽山園」、大正4年(1915)に白石川対岸の傾斜地に石組みを施して築造した「和楽園」と養魚池、明治末期から大正時代に堀氏が建設した畑迫病院の外構造園を含む計4箇所の園地から成っています。

主屋の庭園は書院に南面する前庭部を土塀で囲み、庭門から書院沓脱を経て矩折に飛石を打ち、その周囲に石組みや置燈籠、灌木の植込みなどを配置した簡素で小規模な枯山水庭園であります。江戸時代に定着した書院前庭の定型を示し、主座敷の付書院付近に位置する視点からの正面性を活かした意匠・構成となっています。

これに対し、近代に造営された楽山荘と楽山園、及び対岸の和楽園では、それぞれ高低差のある地形を巧みに利用して、変化に富んだ多彩な景観構成を生み出しています。特に楽山園では、背後の山域に堀氏が拓いた銅山の坑口から水を引き、離れ落ちの形式をもつ2段の勇壮な滝石組を築くほか、池辺の飛石に沿って雪見灯籠や十三重の層塔型石灯籠を見所となるように石造物を配置するなど、意匠・構成の両面において秀逸であります。

楽山荘の主座敷に座すと、左手から滝の水音とともに迫る幽邃な山腹が池の水面へと連なり、右手にかけて白石川沿いの水田から対岸の和楽園へ、さらには中腹に設けられた六角形の四阿へと連続する一幅の絵のような風景が展開します。

白石川対岸の和楽園では、傾斜面の足下に中島を擁する石組みの池を穿ち、そこから上方の六角形の四阿に至るまで、露頭のわずかな凹みに石を組んで小径が拓かれています。さらにその上方の展望地点からは、堀氏が銅山経営の拠点とした白石川沿いの谷筋の全体を望むことができるなど、複数の視点を定めることにより地域空間と一体となった独特の景観構成が見られます。

また、和楽園の石組みの池の東には鯉・鮒・鰻を養殖するための3つの方形池が連続し、意匠性の高い石組みの池のみならず、実用的な養魚池をも組み合わせて観賞の対象としていたことがうかがえる。 主屋から約1km下流に当たる白石川の左岸には、明治25年(1892)に堀藤十郎礼造が建設した畑迫病院の敷地と建物の跡が存在しています。

当初の建築は失われたが、大正5年(1916)に増築された木造の病院建築が敷地の西半部に現存する。病室や手術室に面する前庭部には、銅の精製物から製造された鍰煉瓦を用いて花壇が造られ、主屋背後の温室で育てられたチューリップやオジギソウなどの草花が移し植えられたほか、ドクダミなどの薬草も栽培されていました。

また、東側の外来患者の玄関口に通ずる門前には一対のカイヅカイブキの老木が当時のまま遺っており、玄関前の広場の中心には円形の築山の痕跡も明瞭に遺存。畑迫病院跡は堀氏関連の重要な福祉医療施設の遺跡であり、その敷地は近代病院造園の遺構として貴重であります。

以上のように、旧堀氏庭園は主屋の前庭、楽山園、和楽園、畑迫病院の外構造園の遺構など、優秀な意匠・構造をもつ多彩な造園的要素から成り、それらが堀氏の銅山開発を主軸として相互に緊密な関係をもちつつ、白石川の谷地形及び川沿いの土地利用とも一体となって独特の景観構成を見せているのです。


津和野とは

「つわぶきの里」伝説


津和野は「つわぶきの生い茂る野」をその名のルーツにもつといわれています。 遠い昔、山紫水明 のこの地に住みついた人々は、群生する「つわぶき」の可憐な花に目をとどめ、その清楚で高雅な風情に魅せられ、自分たちの住む里を「つわぶきの野」・・・ 「つわの」と呼ぶようになったという。


このような伝説をもつ当地域の歴史は古く、縄文時代までさかのぼる。町教育委員会の調査によれば、今から約1万年前の縄文時代早期から人々が住んでいたことが確認されています。


これまでに町内各所で遺跡が発掘されており、石斧、土器、石器などが採集されています。これらの発掘により、当地域は縄文時代後期には九州文化圏の影響 を受けていたこと、そして、約1700年前の古墳時代前期の土器により当時、山口地方と山陰地方を結ぶ交通の要所として両方の文化が交流する重要な場所で あったことなどが分かっています。


また、平安時代の前半頃(約1200年前)の土師器や須恵器、緑釉陶器とともに、4枚の承和昌宝という銅銭も発見されており、承和10(843)年には能濃郷の成立、稲作の水田開発が進み、津和野川流域で集落が形成されたことがうかがえます。



創業安政元年、

津和野の呉服司 さゝやへようこそ


創業安政元年(1854年)の呉服商 さゝや(ささや)が1年かけて開発。西陣織の職人による、手仕事で作られているマスクです。オリジナルの生地には純度99%の銀イオン抗菌糸がふんだんに織り込まれています。


西陣織の美しさと銀糸の抗菌作用とを融合させた、繰り返し使えるサステナブルなマスク『京の極み - プレミアム抗菌 銀艶(ぎんつや)マスク』


銀艶マスク

合名会社さゝや(本社所在地:島根県鹿足郡津和野町)は、京織物の伝統技術をベースに生地に銀糸を用いることで、日本の美と高い抗菌効果を併せ持つマスク、『京の極み - プレミアム抗菌 銀艶(ぎんつや)マスク』を開発。2021年1月14日よりECサイトにて販売開始しています。織り物の聖地 京西陣の卓越した技術、銀糸のもつ超抗菌性を活かしたオリジナルなマスクです。


■ 呉服商ならではの意匠へのこだわり

京西陣

マスクの着用が日常化している現在。ハレの日にも日常の暮らしの中でも、ご自身の一部として末永く愛用していただけるものを、と考えました。金銀糸織りの帯から着想を得て、見た目にも美しく、また銀糸のもつ特別な抗菌力を活かした「銀艶マスク」を創作いたしました。世界最高峰と称される技をもつ京西陣の職人たちと会話を重ね、織りの研究に1年を費やすこととなりましたが、お客様に本物をお届けしたいという呉服司さゝやのこだわりが込められたマスクです。


■ 銀イオンの抗菌効果

銀糸


マスクに抗菌性が求められる昨今。さゝやのマスクでは、表地の60%に抗菌性の高い銀糸が使われています。銀は呼吸中の水分と接触することで銀イオン(Ag+)を発生させ、抗菌効果を保ちます。さゝやが開発したオリジナルの生地には、純度99%の銀イオン抗菌糸がふんだんに織り込まれています。
*繊維製品の抗菌性試験規格(JIS L 1902)にて、抗菌性を確認済みです。


■ 繰り返し安心して使えるサステナブルマスク

さゝやのマスクは繰り返しの洗濯が可能となっています。なお、呼吸のしやすさや銀イオンの発生に最適化させて織ってあるため、洗濯で縮むことがありますが、洗濯後は、整形して(上下左右に軽く生地を伸ばして)の乾燥がお勧めです。


■ 商品情報

3色展開で発売開始!

女性向け《薄桜 (シルバーピンク) 》 サイズ M/L 


女性向け《白銀 (シルバーホワイト) 》 サイズ M/L  


男性向け《銀鼠 (シルバーグレー) 》 サイズ フリー


モデル              サイズ    価格(税込)

女性向け《薄桜 (シルバーピンク) 》 M/L    お問い合わせください

女性向け《白銀 (シルバーホワイト) 》 M/L     お問い合わせください

男性向け《銀鼠 (シルバーグレー) 》    フリー     お問い合わせください


【素材】

表地:

薄桜/銀鼠:銀糸60%・絹40%

白銀: 銀糸60%・ポリエステル20%・レーヨン20%

裏地:

麻40%・ポリエステル60%(抗菌防臭加工) 抗菌ゴム:ナイロン・ポリウレタン

ストッパー:

シリコン・ABS樹脂


【サイズ(2つ折り時)】

薄桜/白銀 M:ヨコ約10cm × タテ約14cm

薄桜/白銀 L:ヨコ約11cm × タテ約14.5cm

銀鼠 フリー:ヨコ約11cm × タテ約14.3cm 


■ 呉服司 さゝや について



安政元年(1854年)に山陰の城下町 津和野に呉服商として創業。
古くから京都に制作拠点を持ち、長きに渡り職人さん達とモノづくりに取り組む。
お客様の様々なご要望に応え、衣裳のオーダーメイドを通してお客様お一人おひとりに相応しいコーディネートをご提案。

また近年は、生活をより豊かに愉しくするための、おもてなし道具をご提案している。


■ 会社概要

商号:  合名会社 さゝや

代表者: 岡崎陽一

所在地: 〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田ロ-213

創業:  安政元年(1854年)

設立:  昭和3年(1928年)

事業内容:呉服、和装小物の製造・販売


■ 本商品に関するお問い合わせ

合名会社さゝや お問い合わせ窓口

Email: sasaya.tsuwano@gmail.com

Tel: 050-3555-1854(受付時間 10:00〜14:00、土日祝を除く)

※当ショップは少人数で運営しておりますので、お問い合わせはできるだけメールをご利用いただけますよう、お願い申し上げます。


鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使


協力(順不同・敬称略)

合名会社 さゝや 〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田ロ-213 Tel: 050-3555-1854

石見観光振興協議会事務局
〒697-0041島根県浜田市片庭町254島根県西部県民センター内TEL.0855-29-5647

一般社団法人 津和野観光協会
〒699-5605島根県鹿足郡津和野町後田イ71-2 TEL:0856-72-1771

公益社団法人島根県観光連盟
島根県松江市殿町1番地(県庁観光振興課内) TEL:0852-21-3969

津和野町 〒699-5292 島根県鹿足郡津和野町日原54番地25 電話0856-74-0021

文化庁 〒100-8959東京都千代田区霞が関3丁目2番2号電話番号(代表)03(5253)4111


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。


~津和野~関連情報は下記のリンク記事からご覧ください。


ZIPANG-2 TOKIO 2020~石州瓦物語 続編(その1)~「石州赤瓦の似合う町をたずねて 。日本で唯一、   聖母マリアが降臨された地 ~津和野~ 」

https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/5585360/     



現在、1350件余の記事掲載。
これまでの記事も下記のサイトからご覧いただけます。


250件ほどのリンク記事をご覧いただけます。

ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)

https://tokyo2020-4.themedia.jp/


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ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)

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ZIPANG-2 TOKIO 2020 (VOL-2)

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ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)

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ZIPANG-5 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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