古今折衷「南砺市の魅力」公開!
南砺市特産の干し柿は皇室に献上されております。
富山干柿の献上は昭和57年から毎年続けられ、新年行事の供え物として活用されます。
川島地区
京都西陣の老舗「旧川島織物」を創業した川島甚兵衛の出身地。川越しに、三角屋根が連なるかつての機織り工場が見られます。往年の”絹のまち城端”の名残が伺えます。
世界文化遺産 菅沼合掌造り集落
江戸末期から明治初期までに建てられた合掌家屋がそろう閑静で美しい集落。季節毎の風景をお楽しみください。
国指定重要文化財 村上家
約350年前に建造された最も古い合掌家屋のひとつ。合掌造りの代表的建築様式を当時のまま残す。1958年(昭和33年)に国の重要文化財に指定。
世界文化遺産 相倉合掌造り集落
合掌造りの原型である原始合掌小屋・大小様々な合掌造り家屋・茅葺きのお寺等、五箇山の歴史的風景を今に残す集落。集落内では今なお人々が生活を営んでおり、世界的にも珍しい「人が住まう世界遺産」です。合掌造り家屋を利用した資料館やお土産・飲食店、民宿も充実。山に抱かれた静かな環境で心安らぐひとときをお過ごし下さい。
たびたび訪れたくなる
懐かしい場所「南砺」の魅力
登録有形文化財 風格漂う井波町物産展示館(旧井波駅舎)
瑞泉寺への参詣道につくられた加越線の駅舎。設計施工は地元で社寺建築を多く手がけた松井角平で,中央に楼閣及び千鳥破風をもつ複雑な屋根,欄間彫刻や蟇股を用いた細部等の仏閣風の意匠に特徴があり,彫刻の町井波の窓口にふさわしい建物であります。
富山県南西部に位置する南砺市は、四季折々の豊かな自然に恵まれ、日本の原風景と、古き良き日本の伝統文化が今に色濃く残っている場所です。
合掌造り集落で知られる五箇山は、独自の文化を持ちながら人々が暮らす、まさに「生きた世界遺産」。田園に広がる散居村も、この地方独特の特別な風景のひとつです。
中世から近世にかけて絹織物で栄えた城端や、木彫りで知られる井波には、薫り高い歴史と文化が息づき、棟方志功が暮らした福光、市場町として栄えた福野、椿の里の井口、 演劇と都市交流の利賀など、南砺の里山はいつも旅の魅力にあふれ、人々は温かい笑顔でむかえてくれます。そんな特別な旅の日々を、南砺で過ごしてみませんか?
五箇山エリア
懐かしい日本の原風景が残る五箇山には、相倉と菅沼2つの世界遺産・合掌造り集落があります。今も人々が生活を営み暮らしが大切に守り受け継がれているこの地は「生きた世界遺産」とも称されています。伝統工芸の五箇山和紙や、日本一古い民謡といわれる「こきりこ」など、昔から変わらぬ人々の暮らしにふれることができる場所です。
国指定重要文化財 岩瀬家
1700年代中頃、8年の歳月をかけ建てられた加賀藩の威光を示す国内最大規模の合掌造り家屋。かつては、加賀藩へ塩硝を上納する役宅であったため特別に欅材の使用を許された。1958年(昭和33年)に国の重要文化財に指定。
城端エリア
善徳寺の寺内町として栄え、「越中の小京都」と呼ばれる城端には、古い蔵や石畳、路地が残り、しっとりと情緒あふれる町並みが広がります。加賀藩の庇護のもと江戸時代から絹織物の産地として栄えた町には昔ながらの歴史と文化が息づいています。ユネスコ無形文化遺産に登録された春の祭礼「城端曳山祭」は300年の伝統を誇るきらびやかで優雅な祭として見る人の心を魅了します。
真宗大谷派 城端別院善徳寺
城端別院善徳寺は、真宗大谷派に属し、室町時代に本願寺第8代蓮如上人が加賀国河北郡井家の庄、砂子坂に創建されました。江戸時代には加賀藩擁護のもと、越中国の真宗寺院の触頭役として隆盛を来し、今日に至っています。
又450年前に城端の智に寺基を移されて以来、一度も火災に遇ってないこともあり、山門・本堂・太鼓楼・鐘楼の4つが県の文化財に、又加賀藩から伝わる法宝物などが県指定になっています。他にも古文書など約1万点以上の寺宝を所有しています。
それらの一部を、虫干を兼ねて7月22日から1週間にわたり一般公開するのが虫干法会です。加賀藩前田家より拝領の宝物など、約9百点が座敷・御殿に展示され、それらについての解説や絵解きが行われます。
城端曳山祭
ユネスコ無形文化遺産登録
越中の小京都・城端の春を彩る、城端神明宮の祭礼。先頭に立つ獅子舞と剣鉾が悪霊を鎮め邪鬼を払い、続く傘鉾が神霊をお迎えします。その後を庵屋台の情緒あふれる庵唄、伝統の城端塗の粋を尽くした曳山が続きます。夕刻からは提灯山となり、日中とは違う風情を楽しめるのも魅力。また、神様を迎える6箇所の山宿が見られる宵祭りも必見です。
福光エリア
世界的板画家の棟方志功が約6年半暮らした福光には、志功ゆかりのスポットや作品が多く残され、足跡をたどりながら素朴でレトロな雰囲気の町歩きが楽しめます。志功を訪ね柳宗悦もこの地に足を運んだことから「民藝」ともゆかりのある場所です。全国No.1シェアを誇る木製バットの生産地でもあり「南砺バットミュージアム」を訪ねるのもおすすめ。
医王山(いおうぜん)
富山・石川県境にあり、日本300名山のひとつ。天気のよい日は、砺波平野の散居村はもちろん、富山湾や能登半島まで一望できます。山開きは毎年4月29日で、11月上旬まで登山を楽しめます。
福野エリア
古くから南砺地方の交易の中心地で「市場町」として発展してきた福野は、歴史と文化、人と文化が交差する町です。毎年5月には迫力ある大行燈が町を練り回る「福野夜高祭」が開催され、威勢良い太鼓の音と色鮮やかな行燈が町を賑やかに彩ります。祭をはじめ伝統と文化がしっかり守り受け継がれている町です。
旧富山県立農学校本館「巖浄閣」
明治36年4月に竣工した富山県立農学校校舎は、砺波市出身の宮大工、藤井介之丞により設計施工された。農学校の創立は明治27年で、当時の県会議員島巌翁の浄財により創立され、その名にちなんで「巖浄閣」と命名された。平成9年国重要文化財に指定される。主な特徴は屋根中央の屋根飾り(ゲーブル)、下見板張りペンキ塗り、縦長の上げ下げ窓、正面玄関の飾り扉、その上には半円形の欄間等の西洋建築のデザインを取り入れている。
井波エリア
石畳の風情ある町並みが広がる八日町通りには、数多くの彫刻工房が軒を連ね、通りを歩けば木槌の音が聞こえてきます。電話ボックスやバス停など通りの至るところに木彫りが施され、町全体がアートな雰囲気に包まれています。約250年の歴史を持つ井波彫刻の起源となる瑞泉寺や彫刻工房に立ち寄り、伝統工芸の技にふれてみましょう。四季折々の景観が楽しめる庄川峡遊覧船もほど近い場所にあります。
黒髪庵
黒髪庵は、加賀、越中、能登に住む俳人数百人の寄付によって1801年に建てられた建物です。黒髪庵の庭園には松尾芭蕉の弟子である狼化上人が築いた「翁塚」があり、昭和30年7月に「翁塚と黒髪庵」として指定文化財に指定されています。また、日本遺産に認定された「宮大工の鑿一丁から生まれた木彫刻美術館・井波」の構成文化財の一つになってます。現在は地域の方に利用されるほか、彫刻体験の会場として利用されております。
井口エリア
南砺市の真ん中に位置する井口は、椿のまちとして親しまれています。貴重な品種や原種椿などを展示栽培している「いのくち椿館」では毎年春に「椿まつり」が開催されます。また、赤祖父湖では、バーベキューやヘラブナ釣りなど四季折々の自然を体感しアウトドアを楽しむことができます。
赤祖父湖
赤祖父山の山裾にある、周囲約3kmの人造湖。周辺にはバーベキュー場やパットゴルフ場、集いの広場などがあり、四季折々の自然の美しさを体感しながらアウトドアを楽しめます。また、ヘラブナ釣りのスポットとしても有名です。
利賀村エリア
利賀は、美しい山々と二本の清流が縦断する緑豊かな大自然に抱かれています。そんな大自然のなかで、夏には世界演劇祭「SCOTサマーシーズン」、冬は「そば祭り」と大きなイベントが催され多くの人々で賑わいます。花々で彩られた庭園とネパール絵師が描いた巨大曼荼羅があるパワースポット「瞑想の里」では、時間を忘れて心と体をリフレッシュできるでしょう。
利賀芸術公園
1976年に、鈴木忠志氏(SCOT主宰)が東京から活動拠点を移し、演劇活動を開始。毎年夏に演劇祭を行い、年間を通じた作品創造や人材育成事業に世界中から演劇人が集まってきます。日本最大級の合掌造りの劇場、野外劇場など6つの劇場、景子場、宿舎等を要する世界に類をみない舞台芸術施設群です。雄大な自然の中の豊かな創造環境や国際化した”場”が評価され、世界の演劇人から「演劇の聖地」と呼ばれています。
南砺市について
平成16年11月1日、8つの町村(城端町、平村、上平村、利賀村、井波町、井口村、福野町、福光町)が合併し、「南砺市」が誕生しました。
位置・地勢
本市は、富山県の南西部に位置し、北部は砺波市と小矢部市、東部は富山市、西部は石川県金沢市と白山市、南部は1,000メートルから1,800メートル級の山岳を経て岐阜県飛騨市や白川村と隣接しています。
面積は668.64平方キロメートル(東西約26キロメートル、南北約39キロメートル)で、そのうち約8割が白山国立公園等を含む森林であるほか、岐阜県境に連なる山々に源を発して庄川や小矢部川の急流河川が北流するなど、豊かな自然に恵まれています。また、市北部の平野部では、水田地帯の中に美しい「散居村」の風景が広がり、独特の集落景観を形成しています。
気候は、典型的な日本海側気候で、冬は寒く、降水・降雪量が多い地域です。中でも、城端、平、上平、利賀、福光の各地域は、特別豪雪地帯に指定されており、山間部では最大積雪深が3メートルを超えることもあります。また、平野部では春先の強風や台風、冬の雪、夏の暑い日差しを遮るため、散居村特有の「カイニョ」と呼ばれる屋敷林で家屋を守っています。
沿革・特性
この地域の歴史は古く、立野ヶ原台地から約3~2万年前の旧石器時代を中心とする遺跡がたくさん発掘されています。大量の石器が出土しているほか、縄文時代の竪穴住居跡なども確認されています。奈良・平安時代には、小矢部川流域の平野部で荘園が発達し、高瀬遺跡では荘園の役所跡と思われる堀立柱の建物群がみつかっています。
真宗大谷派 井波別院瑞泉寺
井波 八日町通り(石畳通り)
中世に、瑞泉寺が建立され、善徳寺が加賀から移ると、旧井波町や旧城端町は門前町として栄えました。また、近世に入ると旧福野町や旧福光町は市場町として発展していきました。
平野部では、加賀藩の支配下で新田開発が進められ、また、五箇山地方では、日本の他の地域には見られない「合掌造り家屋」の集落が成立・発展するなど、独自の風土に根ざした、固有の文化を育んできました。
そして、近代から現代にかけて、その時々の社会経済情勢の大きな流れに的確に対応しつつ、生活環境の充実や社会資本の整備等、地域特性を活かしたまちづくり、村づくりに取り組んできました。
旧平村、旧上平村、旧利賀村、旧井口村は、明治の町村制施行により村域が形成されており、旧城端町、旧井波町、旧福野町、旧福光町は、さらに昭和の大合併を経て町域が形成されたという歴史的経緯があり、近年は道路網の整備や広域行政の推進により、一層、地域間の結びつきが強くなってきたことから、平成の大合併に至りました。
〜AIが旅行者へ「安心・安全」を提供〜
株式会社ビースポーク(本社:東京都渋谷区)と南砺市役所(所在地:南砺市、市長:田中 幹夫)は、2021年2月1日より、AI(人工知能)チャットコンシェルジュ「Bebot」のサービスを開始いたしました。
「Bebot」の強みである人間らしさ溢れるコミュニケーションを通じて、南砺市の魅力を発信すると同時に、ウィズコロナ時代の新たな観光ニーズをチャット履歴から特定し、訪日旅行の再開に備えます。
1. 導入経緯
世界遺産の街「南砺市」では、年々増加傾向にある観光客の満足度向上を図るため、以下への対応が課題となっていました。
・世界遺産周辺に滞留する観光者のまちなかへの移動促進
・市内の穴場情報の発信
コロナウイルスの感染拡大後は、上記の課題に加え、ニューノーマルへの対応も必須となりました。人々を「AからBへ動かす」ことを得意とするBebotを活用することで、これらの課題解決を目指すべく今回の導入に至りました。
田中市長からのコメント
「これまでは地域の観光協会が発信できる情報の量、バリエーションや時間帯の制限などにより、旅行者個人の趣向に合わせたQ&Aや、地域の隠れた飲食店をリアルタイムに提供する事が困難でした。旅行者へのチャットボットの提供により、きめ細かなコンシェルジュ機能を担うだけに留まらず、いつ何時起きるかわからない災害についても、情報を問われればお知らせすることができるので、安心して観光を続けていただき、観光客の満足度の向上を達成したいと考えています。」
2.提供サービス概要
提供開始日:2021年2月1日(月)
提供先:南砺市役所
対応言語:英語・日本語
利用者:南砺市への旅行を検討している旅行者(外国人、及び日本人)
アクセス方法:
(1)南砺市観光協会のウェブサイト
(2)南砺市内のWIFIに接続すると、AIチャットボットの専用サイトに接続
(2021年4月以降開始)
(3)南砺市観光協会に設置されたQRコードから
■株式会社ビースポークについて
世界15カ国からトップクラスの開発者を採用し、独自開発した人工知能(自然言語処理)を搭載したチャットボット「Bebot」を国内外で展開中。Bebotは「行政のDXソリューション」として(1)疫病・災害を含む緊急時の多言語対応の自動化(2)窓口対応の自動化に特化したチャットボットです。台風・地震などの災害を含む緊急時に発生する外国語の質問やリクエストに対しても、政府や自治体に代わりリアルタイムで多言語対応を行なっています。
■「Bebot」導入実績
・JNTO、成田国際空港、スターアライアンス(ドイツ本社)、タンパ国際空港(フロリダ)、ウィーン国際空港)、三重県、富山市、ホテルニューオータニ、東京ステーションホテルほか多数
■会社概要
商号 : 株式会社ビースポーク
代表者 : 代表取締役 綱川 明美
所在地 : 東京都渋谷区
設立 : 2015年10月
事業内容 :行政のDXソリューション「Bebot」の開発・運用
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
一般社団法人 南砺市観光協会
〒939-1852 富山県南砺市是安206-22(JR城端駅内)TEL 0763-62-1201
南砺市役所 〒939-1732 富山県南砺市荒木1550 電話: 0763-23-2003
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話 03(5253)4111
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
南砺市関連情報は、下記のリンク記事をご覧ください。
ZIPANG TOKIO 2020「南砺市 香り高い8つの伝統と文化で、訪れる人々をお出迎え『世界遺産 五箇山合掌造り集落』編」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2295541
ZIPANG TOKIO 2020「ユネスコ無形文化遺産 城端曳山祭 五月(さつき)にあらわす神々しき優美」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2302048/
ZIPANG-2 TOKIO 2020~『日本遺産』井波彫刻とは~「木槌の音が響き、木々の薫りが漂うまち 井波(壱)」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/5076087
ZIPANG-2 TOKIO 2020 世界に誇る木彫ミュージアム 「木彫り彫刻の総本山『井波彫刻総合会館』のご案内(弐)」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/5080607/
ZIPANG-2 TOKIO 2020 井波彫刻発祥『井波別院瑞泉寺』 勅使門『獅子の子落とし』、大門を支える『龍』の井波彫刻(最終話)
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