飛騨市神岡町「深山邸」
繊細なベニガラ格子が、灯りと共に一層の雰囲気を醸し出す…飛騨の夜
飛騨市神岡町 ひだ獅子まつり
飛騨市古川町
古川祭の熱気と誇りは先ず、飛騨匠の並ならぬ山車に込められた伝承の技にあり !!
都を造った飛騨の匠たちの技
古くから「匠の里」として栄え、現在でも建築業に従事する人の割合が高いといわれる飛騨市。奈良時代以降、高い技能を持っていた飛騨の匠たちは都に派遣され、藤原京や平城京、平安京の建築にも携わったと伝えられています。
万葉集や日本書紀、今昔物語、源氏物語などにも、飛騨の匠たちの真面目で一途な仕事ぶりや高い技術への賞賛が描かれているほどです。先人たちが磨いた技法は今に受け継がれ、建築はもちろんのこと、家具や一刀彫、陶芸、飛騨春慶塗りなど、飛騨を代表する様々な分野に活かされています。
今に受け継がれる匠の技と心意気
飛騨の匠文化館
飛騨の匠たちが磨いた技術は今に受け継がれ、その技はしっかりと守られています。その技を集結させて作られたのが「飛騨の匠文化館」。
匠文化館は、地元の木材を使い、匠の技を受け継ぐ地元の大工さんによって建てられました。なんと釘を1本も使わずに作られています。
飛騨の匠の紋章「雲」
館内では、様々な継ぎ手や組み木、そしてこの建物の建築に携わった大工さんの紋章「雲」が並んで施されるなど、飛騨の大工さんたちが守り受け継いできた匠の技を身近に感じることができます。また、文化館2階の畳部屋から望む瀬戸川と川沿いの風景の美しさは町一番との噂もあります。
匠の技に挑戦できる体験コーナーも
飛騨の匠の秘法として有名な「千鳥格子」は、角材の組み合わせに細工がある飛騨の伝統技術のひとつ。升目を形作る木が、まるで織物の縦糸横糸のように互い違いに組み合わせられている手法です。
「飛騨の匠文化館」の体験コーナーでは、この千鳥格子をはじめ、各種の木組みパズルにも挑戦することができます。実際やってみるとなかなか難しく、中には長い時間をかけて挑戦している観光客も見られるほど。
飛騨が誇る技術を集めたこの「飛騨の匠文化館」。館内の展示物を見て、実際に匠の技を体感してから町並み散策へ出発すれば、新しい発見があるかもしれません。
「飛騨の匠文化館」住所 岐阜県飛騨市古川町壱之町10-1
電話番号 0577-73-3321
(現在、コロナの影響による限定開館となっております。お電話にてご確認ください。)
飛騨の匠の足跡、匠の技術
本光寺
本光寺 本堂
本光寺 鐘楼
本光寺の本堂は、木造建築では飛騨地域で最も大きく、市内随一の存在感を誇るお寺。
毎年1月15日に行われる飛騨古川の冬の風物詩「三寺まいり」の時にお参りするお寺の一つになります。
開基本尊の方便法身尊形は、全国的にも珍しい蓮如上人の裏書のある絹本着色の絵像で、岐阜県重要有形文化財に指定されています。敷地内には、その昔、製糸業の盛んな信州に出稼ぎに行ったという多くの飛騨の若い女性たちの姿を描いた小説『あゝ野麦峠』を記念した文学碑も建てられています。
ZIPANG TOKIO 2020
「冬の幻想 白壁を揺らす灯火 飛騨古川【三寺まいり】」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3305554/
白壁土蔵と瀬戸川の景観
連なる白壁土蔵と、その袂に流れる瀬戸川。飛騨古川の町並みを語る時に欠かすことのできない、町の象徴とも言える風景です。瀬戸川沿いの通りの景観をはじめとした飛騨古川の町並みは全国的にも有名になりました。
しかし、観光客が写真を撮りながら景観を堪能しているそのすぐ側で、地元の子どもたちが笑顔で追いかけっこをして遊んでいるというような光景が見られ、一口に「観光地」と言ってしまうのがためらわれる、暮らしに根付いた温かさを感じます。
花街のなごりを残す「深山邸」
神岡町 深山邸
神岡町 深山邸
飛騨市神岡町 深山邸 飛騨の匠の技は様々なデザインの建具にも活きている。
神岡町は、鉱山と共に発展してきた町です。 1874年(明治7年)、三井組が近代的な鉱山経営を始めたころから、めざましい発展を遂げ、今に面影を残す、華やかな昭和の時代をつくりました。
当時の夜景写真からは、はるか山の上にまで灯りがみられます。小さな街には、ひしめき合うように民家や商店が並び、昭和初期には遊郭街もつくられました。待合茶屋跡や料亭跡から花街のなごりがうかがえます。深山邸は、その代表的な建物です。
飛騨市概要
飛騨市街並み 神岡町
飛騨市街並み 古川町雪景色
飛騨市里山 河合棚田風景
平成16年2月1日に、古川町、河合村、宮川村、神岡町の2町2村が合併し、飛騨市が誕生しました。
本市は、岐阜県の最北端に位置し、北は富山県、南は高山市、西は白川村に接しており、県庁所在地の岐阜市から約150km、高山市の北約15kmに位置しています。
周囲は3000mを越える北アルプスや飛騨山脈などの山々に囲まれ、総面積792.53平方キロメートルの約93%を森林が占めています。
年間を通しては、平均気温11度で四季の移り変わりを肌で感じることができ、とても自然に恵まれた地域です。 県都岐阜市からJR高山線で2時間15分、富山市から1時間10分、東海北陸自動車道・飛騨清見インターから県主要地方道を経由して30分に位置。
また、国道41号、360号、471号は、市内を縦・横断し物流に貢献しています。
飛騨市「飛騨の匠文化館」情報は、
下記のリンク記事でもご覧いただけます。
ZIPANG TOKIO 2020「飛騨の匠とは?飛騨の匠を迎えて『壁というデザイン』中部インテリアデザイン連絡会リレーセミナーのご案内」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2226908/
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
飛騨市役所 商工観光部 観光課
〒509-4292 岐阜県飛騨市古川町本町2番22号 電話:0577-73-2111
一般社団法人飛騨市観光協会
〒509-4234 岐阜県飛騨市古川町壱之町14−5 電話: 0577-74-1192
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現在、1350件余の記事掲載、
下記のサイトからご覧ください。
250件ほどの記事をご覧いただけます。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/
235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/
200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-2 TOKIO 2020 (VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/
615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
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