在宅ワーク・家事ラクなどのニーズに対応
ニューノーマルな暮らしに豊富なプランで対応する、
システムファニチャー「キュビオス」を発売
簡単プランニング・省施工も実現
システムファニチャー「キュビオス」リモートワークスペース
パナソニック株式会社 ハウジングシステム事業部(以下、パナソニック)は、在宅ワークや家事ラクなどニューノーマルな暮らしに豊富なプランと部材で対応する、システムファニチャー「CUBIOS(キュビオス)」を2021年10月1日より発売する。
システムファニチャー「キュビオス」リモートワークスペース
パナソニックは、薄型テレビなどを収納できるシステムファニチャー「キュビオス」を2003年に発売。箱型のユニットと扉などを自由に組み合わせて、美しく機能的に収納できる商品として、リビングやダイニング、個室などさまざまな空間に採用されている。
在宅時間や在宅ワークの増加に伴い、「リビングにワークスペースを確保したい」、「仕事・家事・趣味などに関わるさまざまな用品を収納グッズに入れてきれいに収納したい」、「すきま時間を使って効率よく家事をしたい」など、最近の住宅内でのニーズは多様化している。またオフィスや店舗などの施設においては、木目調のインテリアがトレンドになりつつある。
この度、これらの社会環境の変化に対応して、「キュビオス」を18年ぶりに基本構造から刷新。新たなモジュールと方立構造(※1)・部材により、収納しやすく、施工もしやすくなった。部屋に合わせてさまざまなプランに対応、壁面間口に合わせてミリ単位でオーダーできる。間仕切りユニットを使って在宅ワークスペースを緩やかに仕切ったり、エアコンや窓の位置を考えたプランニングも可能である。また、壁紙とのコーディネートも楽しめるように、ユニットは背板あり・なしが選べる。
きれいに収納したいというニーズに対応し、内寸高さを300 mmから327 mmに27 mm高くした。A4ファイルボックスなどの市販の収納グッズをぴったり入れることができる。HPに公開しているWEBプランニングソフトを使用すれば、収納グッズを入れた状態での完成イメージが3Dで直観的にわかり、自身で好みの収納プランを検討シミュレーションすることができる。また、壁面に金具固定する地震に配慮した設計となっています。施工時間短縮のために、部材点数もパナソニック従来品で約3割削減した。
洗濯から収納までできるランドリールーム
リビングテレビプランと間仕切りユニット
オフィス
クリニック
パナソニックは、新しい「キュビオス」で「夫婦で在宅勤務ができるリモートワークスペース」、「洗濯から収納までできるランドリールーム」「デスクワークもできるリビングテレビプラン」など、新たなライフスタイルに対応したプランを提案。また住宅はもちろんのこと、インテリアの木質化が進むオフィス、クリニック、店舗などのパブリック空間にも、「キュビオス」を提案していきたい意向である。
<特長>
1. 在宅ワークや家事ラクなどニューノーマルな暮らしに対応する、豊富なプランと部材
仕事をこなしながら家事もできる、ワークライフバランスがとりやすい収納プラン。
資料や仕事用具を棚や引き出しにすっきり収納。デスク下にキーボードをしまえるスペースがあるオープンデスクユニットもある。
よく着るアウターなどは、衣類ユニットを活用することで、クローゼットではなく、リビングやワークスペースに収納できる。長尺のスティック掃除機や、収納場所に困るロボット掃除機、ブラシや除菌スプレーなどの掃除道具の収納には、まとめて収納できる掃除用具ユニットが便利。
2. 市販収納用品もぴったり収納、壁紙を生かした背板なしユニットを使えば見映えもアップ
新しい基本ユニットは、A4ファイルボックスが入る高さ327 mmの新モジュールを採用。 当社従来品では入らなかった市販の収納ボックスなどもすっきり納まる。
厚さ25 mmの棚板で、重厚な雰囲気と耐荷重20kgを実現。
方立の厚さを棚板と同じ25 mmにそろえることで、すっきりとした外観になる。
3. 完成イメージが直観的にわかるWEBプランニングソフトを用意。さらに省施工、耐震性にも配慮
3Dで完成イメージが直感的にわかるWEBのプランニングソフトを用意。住宅会社や工務店などの担当者だけでなく、施主自身が自宅でお好みの収納プランを検討、シミュレーションすることができる。 部材点数も当社従来品比で約3割削減することで省施工になり、施工時間の短縮にも貢献。
地震などの揺れで倒壊しないよう金具で壁面に固定する、耐震に配慮した設計。
【製品名】システムファニチャー「CUBIOS(キュビオス)」
【色柄】扉 10柄・ユニット 5柄
【発売日】2021年10月1日(受注開始:2021年9月17日、見積り開始:2021年9月8日)
※1:方立(ほうだて)とは、垂直方向に設置され、棚板を支える部材のこと。棚板を支える部材(方立)と棚板の組み合わせによる構造
【お問い合わせ先】
照明と住まいの設備・建材 お客様ご相談センター
フリーダイヤル:0120-878-709(受付 9:00~18:00)
パナソニック株式会社 ハウジングシステム事業部
建築システムBU 営業戦略企画部
電話:06-6908-1131(代表 受付 9:00~17:30)
編集後記
再三、 昭和のお話になりますが、昭和50年代に入って間もなくそれ迄は家具ならば家具の店、カーテンやカーペットならば、絨毯・カーテン屋、照明器具や家電製品ならば電気屋さんという、縦割りの業種で流通機構が成り立っていました。これは、戦後、貧しく狭いながらも、急激に洋風化を辿る住宅事情が背景にあった日本人にとっては、甚だ不便極まりないことになりました。
というのも、今から思えば笑い話ですが…恐らく99%の日本住宅は和風の6〜8畳間の畳の上で小さなちゃぶ台を出して食事をとっていた筈です。これを称して茶の間と呼びました。
接客なども客間兼寝間に早変わり…つまり、畳の坐位形式で行われていました。机を使うのは子供の勉強部屋か、余裕のある家ではお父さんの書斎を別途設けていた位いでしたから、家を洋風に建て替える発想はなく、徐々に畳の上に絨毯を敷いたり、ソファなどを持ち込んで、洋風を決め込んだりしたもんでした。
つまり、日本には仕切りの壁とかは存在せず殆どが障子と襖で成り立っていたので、室内を飾るという行為は季節に応じて、掛け軸を変えたり、生花を活けたりで、小物で変化を楽しんだわけです。
こうした状況からようやく気付かされた洋風化の概念は、個人を大切にする西洋人は幼少の頃から個室を与えられ、すべてが独立空間として存在するものだということ。そして重要なポイントは窓があるにせよ、殆どが壁面によって囲まれた空間には装飾するという行為が生まれます。
大切なことは、全体調和だったのです。天井、壁、床、カーテン、カーペット、照明器具、壁面を飾る絵画に至るすべての調和を図らねばインテリアとして完成したとは言えなかったのです。当時の日本人には全くそんな発想は思いもよらない事でした。
その頃流行った日本の洋風化は大都市から1DKや2Dkという、集合住宅から始まりました。
そこで、4人家族ならばなんとか間に合うものの、狭い2DKにベッドは持ち込めず、相変わらず押入れと畳は必要でした。
そんな混乱期の間にあって、国の方針が提起されたのです。即ち…
インテリア・住宅関連産業の活性化のため通商産業省(現:経済産業省)指導の下、当時唯一の横断的組織 インテリア産業協議会(現:公益社団法人 インテリア産業協会)※が発足し、企画委員会(委員長:武蔵野美術大学教授 島崎 信氏)、色彩専門委員会(委員長:旧通商産業省工業技術院製品科学研究所 主任研究官 日原もとこ氏)等が設置されました。
メンバーのお一人に松下電工(現:パナソニック)の壁面収納(住宅の押入れの収納システム)開発担当者がおられたので、図々しく発想の原点を訊ねると、その方は笑顔を浮かべながら気軽に応じてくれました
「実は僕は、客船のインテリアをデザインしていたことがあり、まず、住宅の押し入れを客船の客室のようにシステム収納化できないだろうかと考えたわけです。ただ、これまでの押し入れだと、襖と中段の棚があればよいだけでコストは余りかからない。壁面収納(システム収納)を広めるためには、どうすればよいのやら???
丁度、時代が個人の大工さんからハウスメーカーやホームビルダーへ、また和風住宅から洋風住宅への転換期でもあり、これまで住まい手に、圧倒的支持をされていた箪笥などの置家具がスペースやインテリアイメージなどの理由で必要とされなくなりつつある時期と重なり、大変にラッキーだったと思います・・・」
謙遜してラッキーという表現をされたのですが、やはりアイデアとマーケティングの力だった!
別れ際、今はどんな研究をされているのですか?と訊ねると即座に「バーコード※です、将来全国に広まることでしょう」。
※バーコードの本格導入は昭和59年(1984年)コンビニにおいて行われる。
小生は、若気の至りというか、バカ丸出しというか。「ああ今度は、店舗デザインですか⁈」・・・とかホザイたな 🙃
あの時もっと詳しく聞いておけば…遅かりし由良之助でした・・・
※公益社団法人 インテリア産業協会とは、我が国唯一のインテリアコーディネーター資格認定機関である。
2021年度(第39回)インテリアコーディネーター資格試験申込受付が開始されました。
インテリアコーディネーター資格試験運営事務局
電 話:03-6380-8929(平日10:00~17:00)
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
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