ZIPANG-5 TOKIO 2020「大正の京都」京都府立京都学・歴彩館の建築及び丹後から山城まで博物館大集合 開催!!

京都府立京都学・歴彩館とは

京都に関する資料の総合的な収集、保存、公開を50年以上にわたり担ってきた府立総合資料館に、京都の歴史・文化に関する研究支援や学習・交流の機能を加え、「京都府立京都学・歴彩館」は生まれた。


会場となる、飯田善彦氏によって設計された京都府立 京都学・歴彩館



京都は日本文化の心のふるさとであり、京都に関する歴史・文化の研究は、日本文化全体のそれと大きく繋がり、京都や京都との関わりの中で成立、発展してきた特色豊かな文化について、国内外からの幅広いアプローチにより研究していくことを京都学ととらえ、これを推進するとともに、その成果を発信し、京都への関心を高めることにより、京都について学ぶ楽しみを一層広げ、京都文化のさらなる発展を目ざす。


百万冊を超える京都に関する資料を所蔵する閲覧室、講演会やシンポジウム等で使える大小二つのホール、学習室や展示室を持つ京都の総合学習施設である。


名前の由来

新たな機能である京都文化の研究推進を「京都学」に込めるとともに、「順を追っていく」、「代々にわたる」といった意味を持つ「歴」と、色どりの美しさを表す「彩」により、文化や歴史の数々が時代を超えて輝きを放ちつづけ、次代へと受け継がれていくことを「歴彩」と表現。


建物としての魅力


飯田善彦氏によって設計された京都府立 京都学・歴彩館。
北山文化環境ゾーン内の象徴的な建物として建築したことから、館の機能だけでなく建物自体も魅力的なものとなった。



軒を低くし細い鉄骨の骨組みと大小の傾斜屋根を組み合わせた大屋根で、繊細で柔らかい表情を持った外観を構成する。


また、条坊制をイメージした縦・横の格子状の空間構成を基本形とし、異なる機能を持つゾーンを結ぶ動線により一体的な利用を促すとともに、中庭を配して、開放的で明るい空間を実現したのである。


飯田善彦 / Yoshihiko Iida

1950 埼玉県浦和市生まれ
1973 横浜国立大学工学部建築学科卒業
1973 沖縄国際海洋博覧会 船クラスター施設展示設計企業体
1974 (株)計画設計工房(谷口吉生、高宮真介)に所属
1980 一級建築士事務所 (株)建築計画 設立 (元倉真琴と共同)
1986 一級建築士事務所 飯田善彦建築工房 設立
1991 株式会社飯田善彦建築工房一級建築士事務所に改組

主な受賞歴

1998 日本建築学会作品賞を川上村林業センターにて受賞
2002 中部建築賞、2007年にBCS賞を名古屋大学野依センターにて受賞
2003 神奈川建築コンクール奨励賞を横浜市立大学交流プラザにて受賞
2009 栃木県マロニエ建築景観賞大賞を佐野清澄高等学校佐山記念体育館にて受賞
2010 国際海の手横須賀景観賞を横須賀市営鴨居ハイムにて受賞
2012 神奈川建築コンクール優秀賞をminaGARDENにて受賞
2016 第16回JIA環境建築賞最優秀賞を沖縄県新看護研修センターにて受賞
2016 第4回京都建築賞優秀賞を龍谷大学深草キャンパス和顔館にて受賞


合同展覧会『-丹後から山城まで博物館大集合!-「大正の京都」』開催

テーマは「大正の京都」

歩く人、立ち止まる人、自転車の人、橋の欄干から覗き込む人、チンチン電車もゆっくりと…どことなく、ふんわかした空気が漂う懐かしの京都・・・川の流れだけが…⁉


京都府では、京都府ミュージアムフォーラムのネットワークを活かし、府内の博物館の魅力発信や地域活性化、府民への文化体験の創出を目指す取組として、「大正の京都」をテーマに府内の博物館等の所蔵品を展示する合同展覧会『-丹後から山城まで博物館大集合!-「大正の京都」』を企画・開催する。


大正のかけらを探しに行こう!


事業概要

▶会 期 令和3年7月17日(土)~9月5日(日)9時~17時
(休館日:7月22日(木)、23日(金)、8月9日(月)、11日(水))

▶会 場 京都府立京都学・歴彩館 1階展示室(京都市左京区下鴨半木町1-29)

▶入 場 無料

▶内 容

・府内の博物館等の大正にまつわる所蔵品展示

(展示解説:7月31日(土)、8月19日(木)、28日(土))


・府内の博物館等(京都府ミュージアムフォーラム加盟館)紹介パネルをロビー他で展示



▶講演会

日時:9月4日(土)13時30分~15時 13時開場

会場:京都府立京都学・歴彩館 大ホール

講師:井上 章一氏(国際日本文化研究センター 所長)

演題:「京都で地名を考える」


※新型コロナウイルス感染症対策のため、入場制限等を行う場合があります。詳細等は、京都府立京都学・歴彩館にお問い合わせください。


京都府ミュージアムフォーラムとは

通称:「えむえふ」 平成29年に創設した京都府内のミュージアム連携を目的としたネットワークである。ミュージアム連携をとおして、各館の有する課題の解決や地域の活性化に向けた取組を推進することを目指す。



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



協力(順不同・敬称略)

京都府立京都学・歴彩館 京都市左京区下鴨半木町1-29

京都府 京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



京都府関連情報は下記のアーカイブ リンク記事をご覧ください。


ZIPANG TOKIO 2020「京都迎賓館一般公開について Public Opening of the Kyoto State Guest House 【 内閣府 】」

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ZIPANG TOKIO 2020「~四神相応の京~  八坂神社と古都の町並み(その壱)」

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ZIPANG TOKIO 2020「八坂神社の祇園祭は平安66ヶ国にちなみ66本の鉾を立て、祇園の神を祀り、神輿を送って災厄の除去を祈ったことに始まる(その弐)」

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ZIPANG TOKIO 2020 「 六本木ヒルズ ・ 森美術館 15周年記念展 建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの ⅤOL.1」

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ZIPANG TOKIO 2020 「世界が魅せられた日本建築、その本質に迫る!《 森美術館 》100プロジェクト、展示総数400点を超える圧巻のスケール(ⅤOL.2)」

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ZIPANG-4 TOKIO 2020 ~本朝無双之禅苑 大徳寺本坊~ 特別公開のご案内

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ZIPANG-4 TOKIO 2020 東山の麓 温故知新の伝統を守り進化し続けた130年の歴史は今、令和二年。革新的な一頁を刻む!建築家~村野藤吾から中村拓志へ~

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ZIPANG TOKIO 2020「『GINZA SIX』四季の移ろいを楽しむ日本伝統のしつらえにも通じる 銀座の“新しい顔” 2017年4月20日オープン」~ひさしとのれん~

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ZIPANG-5 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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