農林水産省は、消費者庁、環境省と連携し、「あふの環(わ)2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」(以下「あふの環2030」という。)の取組の一環として、第76回国連総会開催時期に合わせて、令和3年9月18日(土)から同年9月28日(火)まで、サステナウィーク「未来につながるおかいもの」を実施します。
サステナウィークでは、「あふの環2030」※に参画する企業等とともに、サステナブルな取組を発信・店頭等でPRすることで、「見た目重視から持続性重視のおかいもの」が増えることを目指します。
※ 「あふの環」とは 持続可能な消費を広めるための活動を推進するプロジェクトです
(農林水産省、消費者庁、環境省連携)詳細は巻末にてご紹介。
1.サステナウィークのコンセプト
私たちの生活は、農林水産業、ひいては自然環境からの恩恵を大きく受けています。生命を支える「食」と安心して暮らせる「環境」を未来に継承していくためには、気候変動や生物多様性の危機など、自然環境を取り巻く様々な問題から目をそらすことはできません。
しかしながら、私たちが、普段何かを買ったり、食べたりしているときに、それが自然環境にどんな影響を与えているのか思いをはせる機会はなかなかありません。
サステナウィークをきっかけに、見た目だけでなく、食と農業、林業、漁業に携わる多くの関係者の地道な努力、環境に良い活動にも注目してみませんか。サステナウィークは、サステナブルな消費に向けた「小さな一歩」や、何を買えば良いかのヒントが見つかる11日間です。
2.サステナウィークの実施概要
あふの環2030メンバーを中心に以下の活動を行います。サステナウィークへの参画を希望される企業等はあふの環2030に御登録ください。
① Webショップ・小売店舗でPR:Webショップ・小売店舗などで、共通のロゴやイラストなどを掲示し、サステナブルなイチオシ商品やサービスをPRします。
② 全国各地でイベント開催:参画企業・団体が日本各地で「サステナビリティ」をテーマにイベントを行います(今年度はオンライン又は一部地域で開催予定)。
③ ハッシュタグキャンペーン: #サステナウィーク#Sustainability Action#あふの環 等のハッシュタグを添えて各企業等のサステナブルな取組を発信します。メンバー以外の方も是非御参加ください。
3.サステナウィークの取組・イベント紹介
① 事務局主催イベント
◯(本当に)かしこいお買い物 展(名称については調整中)
「見た目重視から持続性重視」をテーマにしたトークイベントと体験型企画展示を実施します。
日時:(トークイベント)令和3年9月17日(金)午後
(体験型企画展示)令和3年9月18日(土)~同年10月10日(日)
場所:ITOCHU SDGs STUDIO(東京都港区北青山2-3-1)
② あふの環2030メンバーの取組(一部抜粋)
◯特設サイトでクイズキャンペーン開催
(オイシックス・ラ・大地株式会社)
サステナウィークの開催期間にあわせ、サステナビリティに関するクイズキャンペーンを特設サイトにて実施します。クイズを通じて、日々の生活の過ごし方を少し変えるだけで、実はサステナブルな行動につながることを伝えます。
また、オイシックス・ラ・大地が取り組む「Upcycle by Oisix」「もったいナイ&規格外シリーズ」「ふぞろいらでぃっしゅ」などの事業を通じたサステナブルな活動についても御紹介します。
期間:令和3年9月18日(土)~同年9月28日(火)を含む一定期間
◯直売所の日スペシャル!「#国消国産」クイズキャンペーン
(一般社団法人 全国農業協同組合中央会)
JAグループでは、持続可能な食と農に資する取組として、国民が必要とし消費する食料は、できるだけその国で生産するという「国消国産」を推進しています。JAグループサポーターの林修先生と、料理研究家のコウケンテツさんを迎えたキャンペーンウェブサイトにて、「国消国産」に関わるクイズを出題します。
参加者全員にコウケンテツさんのオリジナルレシピをプレゼントし、応募いただいた方の中から抽選で200名様にA賞「高級ぶどうの詰め合わせ」、500名様にB賞「JAタウン2,000円クーポン」をプレゼントします。
期間:令和3年9月10日(金)~同年10月4日(月)(予定)
◯「顔が見える食品。」の取組紹介
(株式会社イトーヨーカ堂)
顔が見える食品(野菜)
2002年より生産者の皆さんと共に、食の安全・安心を追求するイトーヨーカ堂が展開するプライベートブランド『顔が見える食品。』をスタートし、近年では、食品の安全と環境に配慮した認証であるJGAP認証の取得推奨や水産資源や生態系などに配慮して漁獲・養殖された水産物のMEL認証などの各種認証取得も拡大。
店頭にて生産者の皆さんの想いや取組を伝えます。サステナウィーク期間中にはWEB広告にも掲載し、サステナブルな取組を改めて紹介します。
期間:通年販売、令和3年9月18日(土)~同年9月28日(火)WEB広告掲載予定
◯お弁当×気候変動、減プラ 植物性たんぱく質新素材「オムニミート」を使用した弁当・惣菜の"コベントウ"
(株式会社三越伊勢丹)
三越伊勢丹では、「想像力を働かせ、真摯に考えることから始める」という意味を込め、「think good」という合言葉のもと、4Rの推進や食品ロス対応などに取り組んでいます。
子供や女性も残さず食べやすいようにと生まれた小さなお弁当シリーズ"コベントウ"。
今回、お肉の代替え素材としてオムニミートを始め、植物性タンパク質を使ったメニューが登場。脱プラ・減プラ容器を使用し、より地球に優しくバージョンアップし、店頭(伊勢丹新宿店 本館地下1階 総菜売り場)にて販売します。
期間:令和3年9月15日(水)~同年9月28日(火)
◯FARM & ART FEST立山農芸祭21
(白雪農園)
ジャン=フランソワ・ミレーの絵画の世界に誘われ・・・『ポニーと共に』
日常がアート…手に持ったスマホは古今折衷を表現⁉
ポニー親子がのんびり草を食べる放牧場に農家やアーティストが集まり、思い思いに農と芸、秋の恵みを披露。屋外LIVEのほか、マーケットには地域の農家による地場農産物(無農薬で育てたお米、ぶどう、野菜など)も並びます。
期間:令和3年9月26日(日)11:00~16:00(¥1,500(小学生以下無料)、駐車スペース¥500)
◯イオン九州(株)
イオン佐賀大和店 サステナウィークイベント
(イオン九州株式会社)
地域のお客さまへ持続性重視のお買い物へシフトしてもらうきっかけ作りをイオン佐賀大和店の若手社員が佐賀市の関係部署や生産者と協力し、商品の販売と取組の紹介を実施します。
期間:令和3年9月18日(土)~同年9月28日(火)
◯農業高校におけるGAPの実践と認証取得への挑戦2021
(一般社団法人GAP普及推進機構)
全国の農業高校では、食の未来を担い持続可能な農業について学ぶべく、GAPの実践、GAP認証取得への挑戦、認証園地からの農産物販売まで、様々な特徴的学習が取り入れられています。
この度、賛同する学校と生徒の皆さんがオンライン上に集まり、一体となって日頃の学習成果を情報発信・広報活動するイベントを開催します。
当機構のWEBサイトでは全国の参加校にて制作された動画を公開します。
期間:令和3年9月28日(火)16:00~17:30(リモート参加形式)
※ 参加校制作動画公開は9月中旬から当面の間を予定。
◯キリン・スクール・チャレンジ ツイッターキャンペーン
(キリンホールディングス株式会社)
2014年から夏休み期間中に行っているワークショップであるキリン・スクール・チャレンジのアウトプットとして、中高生が同世代に訴えかけたい内容を、「スケッチブック・リレー」として制作し、共催のこども国連のツイッターアカウントで投稿。
サステナウィークを含む以下期間で最もリツイートの多かったチームが優勝となります。
今年のテーマは、FSC認証とレインフォレスト・アライアンス認証です。
期間:令和3年9月8日(水)~同年10月8日(金)
このほかの取組については、添付資料を御覧ください。
サステナウィーク2021取組一覧
https://www.env.go.jp/press/files/jp/sustainnaw-t.pdf
4.あふの環2030とは
「あふの環2030」は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の2030年までの達成を目指し、持続可能な消費を広めるための活動を推進するプロジェクトです(農林水産省、消費者庁、環境省連携)。
「スペンドシフト~サステナブルを日常に、エシカルを当たり前に!~」を合言葉に、生産から消費までのステークホルダーの連携を促進し、今の世代だけでなく次の世代も豊かに暮らせる未来を創ることを目指します。
サステナウィークのほか、勉強会や交流会、サステナアワードなどを実施するとともに、個々のメンバーの取組について国内外への発信等を行っていきます。
あふの環プロジェクトとは
「あふの環(わ)2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」
(以下「あふの環プロジェクト」という。)は、2030年のSDGs達成を目指し、今だけでなく次の世代も豊かに暮らせる未来を創るべく立ち上げられたプロジェクトです。
食品や農林水産物の持続的な生産消費は、一企業の取組だけで解決することは困難です。
このため、お互いの持つ技や強みを組み合わせながら、社会全体の取組として進めていく必要があります。
「あふの環プロジェクト」では 「スペンドシフト~サステナブルを日常に、エシカルを当たり前に!~」を合言葉に、
生産から消費までのステークホルダーの連携を促進し、食料や農林水産業に係る持続的な生産消費を達成することを目指します。
サステナビリティとは聞くが、何をすればいいのかわからない、という企業の皆様も、ぜひ横のつながりを作って、一緒に解決策を探りませんか。
*あふとは、Agriculture, Forestry and Fisheries の頭文字をとったもの。農林水産業。
古語では、会ふ(出会う)、和ふ(混ぜ合わせる)、餐ふ(食事のもてなしをする)と、いった意味があります。
【詳細】
持続可能な生産消費を取り巻く現状
あふの環プロジェクトとは
よくあるご質問(FAQ)
登録申請方法について【詳細】
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/attach/pdf/scafff-3.pdf
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
農林水産省、消費者庁、環境省
一般社団法人 全国農業協同組合中央会、株式会社イトーヨーカ堂、株式会社 三越伊勢丹
白雪農園、イオン九州株式会社、一般社団法人 GAP普及推進機構
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 小岩井農場と宮沢賢治(その1)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/9486454
ZIPANG-4 TOKIO 2020 新しい自分探しに、そして自分のためのイーハートーブを見つけるために(その2)・・・【寄稿文】紅山子
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/9575184
ZIPANG-4 TOKIO 2020 小岩井農場と宮沢賢治(その3)~豊かな森林を後世に伝えます~
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/9548644
ZIPANG-4 TOKIO 2020 リビングヘリテージ(生きている文化財)「小岩井農場施設」について(その4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/9876738
ZIPANG-4 TOKIO 2020小岩井農場のリビングヘリテージ(生きている文化財)と文化財保護法について(その5)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/9878893
ZIPANG-4 TOKIO 2020 小岩井農場と宮沢賢治(その6)~小岩井の育牛長の一人子とこの一冬は机ならぶる~
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/10027024
ZIPANG TOKIO 2020「御食国 淡路島の食文化 古代から継承する日本伝統のおもてなしの極意とは(特別編)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3123000/
現在、1500件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。
250件ほどの記事をご覧いただけます。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/
235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/
200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/
615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/
最新の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
0コメント