ZIPANG-5 TOKIO 2020古今折衷 巨大映像で迫る五大絵師 −北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界−デジタルアート展開催のご案内!

日本の伝統と先進が織りなす、新感覚デジタルアート展

俵屋宗達と尾形光琳が描いた2つの「風神雷神図屏風」の競演は見もの…


フジ・メディア・ホールディングスのメディア・コンテンツ事業を担う株式会社フジアール(本社:東京都江東区 代表:後藤 正行)は、デジタルアート展『巨大映像で迫る五大絵師』 −北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界− を7月16日(金)〜9月9日(木)の全56日間、大手町三井ホールにて開催する。


昨年開催中止となりましたが、新たに伊藤若冲の作品も加わり、さらに内容を充実して開催を予定している。また、本展のアンバサダーには人気歌舞伎俳優の尾上松也さんが就任する。


本展は、日本の伝統美術をデジタル技術と映像演出で新たな魅力発見につなげることをミッションとしたプロジェクト「ART-JAPANESQUE DIGITAL WORLD」の第一弾企画である。 


葛飾北斎「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」


江戸時代の絵師たちの情熱と想像力が込められた浮世絵や金屏風、金襖絵。
その歴史的作品が超高精細デジタルアートとして蘇る。

本展では、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」と歌川広重の「東海道五拾三次」、俵屋宗達と尾形光琳が描いた2つの「風神雷神図屏風」の競演、伊藤若冲の代表作「仙人掌群鶏図」など、日本美術の最高傑作を公開。

デジタル技術と映像演出、そして巨大スクリーンによる大スペクタクルを展開。
3面ワイド45mスクリーンに高輝度4Kプロジェクターを駆使したダイナミックな巨大映像空間で、浮世絵は原作和紙の繊維一本一本まで、金屏風や金襖絵は素材や表現の緻密な違いまでを再現。

また、作品のディテールを拡大表示し、わかりやすい解説とともに作品の魅力に迫り、
会期中の奇数日・偶数日で作品が変わるダブルプログラムで上映する。


アンバサダーを務める尾上松也さんには、BSフジ特別番組(7月中旬放送予定)をはじめ、イベント告知TVCMや公式ウェブサイトでのスペシャル動画を通じて、巨大映像の体験や日本美術の魅力をアピールする。ぜひ、ご期待を。


また、本展は日本美術研究の第一人者、学習院大学名誉教授・岡田美術館館長小林忠氏が監修している。

巨大映像と音楽をコラボレーションしたドラマチックな演出による新感覚のアートエキシビション。古の人々の息づかいまで聞こえてくるような、時空を超えたアート体験が楽しめる。


【アンバサダー】 尾上松也 歌舞伎俳優 


【体験コメント】

絵の中に入り込んだような体験だ。
絵の中の全ての色、毛の一本一本、鎧の線の一つひとつに、絵師の魂や思いを感じる。
どうやって描いているのか、想像もつかない。実物大ではわからない凄さと迫力だ。


【プロフィール】

歌舞伎俳優 1985年1月30日生まれ。
歌舞伎の舞台の他、『半沢直樹』などのテレビドラマや『エリザベート』などのミュージカルでも活躍中。


【監修】小林忠 学習院大学名誉教授・岡田美術館館長


【コメント】

巨大映像で迫る新たな美の世界

固定観念を打ち壊すような新しい美の世界が開かれた。
それは横幅が3面45メートルの巨大画面に映写されるデジタル映像の迫力だった。

絵の具や金箔、和紙などの素材の質感や、画家の息づかいまで聞こえてくるような筆使いの強弱の変化が、拡大されることによってこれほど感動的なものに見えるとは思いもよらなかった。

超高精細のデジタルアートが、異次元の美の世界を開拓してくれた。これまで誰も体験したことの無い、斬新で驚愕的な体験をお勧めしたい。


本展のみどころ

■ 20億画素の超高精細デジタルリマスターが明らかにする、浮世絵の真実 アルステクネが開発した独自のDTIP(超高品位3次元質感記録処理技術)により、浮世絵を3Dデータとして組み上げ、超高精細なデジタルリマスター化を実現。

葛飾北斎、歌川広重が表現した微細な凹凸などの技巧はもちろん、和紙の繊維一本一本(0.05mm程度)の質感までも立体的に復元することに成功。

葛飾北斎「冨嶽三十六景凱風快晴」 所蔵:山梨県立博物館


超高精細デジタル画像による「Digital北斎×広重」コーナーでは、「冨嶽三十六景」と「東海道五拾三次」からベストセレクション約60作品を大型モニター10数台で紹介する。 


 ■ 超細密データ画像の巨大映像化で描く圧巻の金世界


伊藤若冲


最新デジタル撮影技術と多分割データ画像処理技術によって、金屏風や金襖絵の金箔、切箔、金砂子、金泥などの素材や表現の緻密な違いまでも再現。俵屋宗達や尾形光琳、伊藤若冲たちが細密に描写し綴られている物語が鮮やかに蘇る。



 ■ 3面ワイド45m巨大スクリーン映像と音楽のコラボによる未知のアート体験


葛飾北斎

メイン会場は、3面ワイド45mスクリーンによる圧巻の巨大映像空間。先進デジタル技術と高輝度4Kプロジェクター複数台を駆使した映像と、音楽のコラボレーションによる大スペクタクルを体験できる。

また、超高精細デジタル画像で作品の緻密な部分を拡大表示し、ナレーション(英文字幕)とともに作品をわかりやすく解説するプログラムもあり、巨大な名画をバックに写真撮影も可能である。


■ 日本美術史を飾った五大絵師の代表的な傑作を超高精細デジタル画像で公開

[主な作品]

葛飾北斎「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」 所蔵:山梨県立博物館


歌川広重「東海道五拾三次日本橋朝之景」 所蔵:大阪浮世絵美術館


俵屋宗達 国宝「風神雷神図屏風」 原本所蔵:大本山 建仁寺


尾形光琳「菊図屏風」(右隻) 収蔵:岡田美術館


伊藤若冲 重要文化財「仙人掌群鶏図」(部分) 所蔵:小曽根山 西福寺


五大絵師の代表的な作品に加え、狩野派や平家物語、源氏物語など、豪華絢爛な金屏風など約45作品の上映を予定。


開催概要

■展覧会名:『巨大映像で迫る五大絵師』 −北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界−

■会期:2021年7月16日(金)〜 9月9日(木)
*会期中の奇数日・偶数日で上映作品が変わるダブルプログラム

■開館時間:午前10時30分〜午後7時30分 ※入館は閉館の30分前まで 

■会場:大手町三井ホール 東京都千代田区大手町1-2-1OtemachiOne 3F*会場内で写真撮影可能


【アクセス】

・東京メトロ・都営地下鉄各線「大手町」駅C4出口直結

(千代田線:徒歩2分/ 丸ノ内線:徒歩5分/ 半蔵門線:徒歩5分/ 東西線:徒歩9分/ 三田線:徒歩6分)

・東西線「竹橋」駅より徒歩約2分 ・JR「東京」駅より徒歩約12分

■ 観覧料(税込):

一般 2,000円 / 大学生・専門学生 1,500円/ 中学生・高校生当日1,000円 / 
満70歳以上、小学生以下、障がい者の方(付添者原則1名まで)は入場無料

※ご来場時、年齢証明ができるもの、または学生証を提示。

■ チケット販売:5月中旬から販売予定。

■ 主催:フジアール、フジテレビジョン、BSフジ、ニッポン放送

■ 後援:千代田区、千代田区教育委員会

■ 協力:アルステクネ・イノベーション/アルステクネ、キヤノン綴プロジェクト

■ 特別協力:
山梨県立博物館、岡田美術館、大阪浮世絵美術館、大本山建仁寺、小曽根山西福寺、
金刀比羅宮



当Webサイト特別編 ~北斎と ねぷた絵~


弘前ねぷたまつり


ねぷた絵師

川村 岩山 師

三国志 蜀の末期(263年)、蜀の将馬邈(ばばく)の妻李氏(りし) 川村岩山 画


プロフィール

川村岩山氏(かわむら がんざん、本名 伸明)。
1955年青森県弘前市出身、青森県立弘前高校・日本大学法学部法律学科卒。 1966年 小学5年生で故長谷川達温師門下となり、ねぷた絵をてがける。 現在、様々な観点から、ねぷた絵の歴史や様式、素材について調査・研究を行っている。


ねぷた絵の素材として見た際の北斎と歌川派の違い

ねぷた絵の素材として見た場合の北斎や歌川派などの違いは、私見では、「北斎は弘前ねぷた絵が引継ぎ、歌川派は青森ねぶたに立体的に蘇ったのではないか」と考えている。


詳しくは、『津軽デジタル風土記』下記のリンク記事をご覧ください。



ZIPANG-5 TOKIO 2020
古今折衷 津軽デジタル風土記 ~ 北斎 と ねぷたまつり ~(一)

https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/17253889



ZIPANG-5 TOKIO 2020
古今折衷 津軽デジタル風土記 ー ねぷたまつりと北斎 ー その邂逅への経緯 (二)

https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/17336141



ZIPANG-5 TOKIO 2020
古今折衷「津軽デジタル風土記」 〜 新形式で後世に残すねぷた絵DNAの継承~(三)

https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/17397380



倉敷美観地区から浮世絵の魅力を世界に向けて発信するプロジェクト「UKIYO-E KURASHIKI」は、第1弾として、倉敷美観地区を一望できる旅館を再生し、世界初となる歌川国芳のミュージアム「UKIYO-E KURASHIKI/国芳館」を2021年3月31日に開館した。


ZIPANG-5 TOKIO 2020
遂に!世界初となる歌川国芳のミュージアム「UKIYO-E KURASHIKI/国芳館」開館(前編)

https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/17465647



「通俗水滸伝豪傑百八人之一個 九紋龍史進」

国芳の出世作となった「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」シリーズは、中国の小説「水滸伝」に登場する豪傑たちを描いた作品である。史進は、百八星の中で最初に登場する豪傑。九匹の龍の刺青をしていたので九紋龍と呼ばれた。江戸の人たちは「水滸伝」の中でも九紋龍史進を特に好み、国芳の図をもとにした刺青が流行したという。


ZIPANG-5 TOKIO 2020
青森ねぶたに影響を与えた!~歌川国芳~出世作から代表作まで、100作品一挙に公開!(後編)

https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/17480066



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



協力(順不同・敬称略)

国立大学法人 弘前大学
〒036-8560 青森県弘前市文京町一番地 電話:0172-36-2111(大代表)

国文学研究資料館
〒190-0014 東京都立川市緑町10-3(Google Map) 電話:050-5533-2900 (IP電話 代表)

公益社団法人 青森県観光連盟 〒030-0803 青森市安方1-1-40 電話:017-722-5080



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ZIPANG-5 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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