世界最高レベルの微細加工技術を有する株式会社Jpキュービック(本社:愛知県豊川市(以下 Jpキュービック)は、プラスチックの中でも最も加工難易度が高いアクリルを微細加工技術でリアルな昆虫に再現した「モノづくりアート~超リアル透明昆虫図鑑」を公開した。
【「モノづくりアート~超リアル透明昆虫図鑑」とは】
クモとクモの巣
バタフライ
ヒラタクワガタ
当社は樹脂切削での微細高精度加工においてオンリーワンの技術を持つ国内トップクラスの企業です。しかし、日本のモノづくり企業が持っている微細技術があまり知られていないのも現状である。
そこで、日本のモノづくりの技術はこれ程高いレベルにあるということを多くの人々に認知されたく、今たび「モノづくりアート~超リアル透明昆虫図鑑」とする企画を実施した。
通常の加工では実現不可能な精度や形状を、あえて加工条件が悪く、加工難易度が高いアクリル素材(欠けやすい・脆い・傷が目立つ)で、「糸径Φ0.125mmのクモの巣」、「胴体長15mm×胴体幅5mm、爪径φ0.25mmのクモ」、「羽根厚0.03mmの蝶」、「壁厚0.009mmのハチの巣」、「先端径0.1mmの円錐上で完璧なバランスを保つトンボ」、「触覚や爪など細部に至るまで完璧に再現したヒラタクワガタ」など、様々な要素別の微細加工×透明&鏡面技術のコラボレーションによる凄さと美しさの技術の共演で昆虫を斬新かつアート調に表現している。
【取り組みの背景】
マシーンルーム
当社はここに至る前の微細加工技術業界における背景として、現状のネックと解決策について次のように語っている。
ーーモノづくり大国と呼ばれる日本ですが、日本の製造業を取り巻く環境は年々厳しくなっています。ソフト(CADCAM)・工作機械・工具などの進歩により、技術力と品質力は資本力で得ることができる世の中へと変わりました。
また、IoT技術やSmart Factoryなどの標準化や自動化、モジュール化された電子部品を組み合わせるだけで電子機器が製造可能になり、台湾・韓国・中国の巨大資本には勝てなくなってしまいました。
この現状に対して日本の製造業が世界の中で生き残る道は新興国が真似のできない微細分野での高精度技術だと言われています。
デジタル化と自動化の高度化や高性能化が進むほどコアパーツの高スペック化(小型化・軽量化・高性能化)が必要となります。ここで必要不可欠となるのが微細高精度加工の技術です。
微細高精度加工の技術は、加工機・ソフトウエア・工具・加工環境の4つのパラメーターを細かに設定する必要があり、その無限に近いパラメーターを操るには、正確かつ高度な知識と技能を持ち、論理的な思考を持つ人でなければなりません。
人が気にしない細部への拘りや徹底的に掘り下げて検証による経験値など特別な感性を持つ人だけが挑戦できる領域です。
ソフトや機械や工具へのスペックに依存し、マニュアル操作でモノづくりをする海外の製造業では挑戦することすらできない領域です。
製品スペックはコアパーツの技術スペックで決まります。そして、この技術スペックの高度化に必要となるのが微細高精度加工です。
これからの時代で日本の製造業が成長し発展していくには、技術の根幹となる微細高精度加工の分野でトップランナーとなりイノベーションを起こさねばなりません。
しかし、日本のモノづくり企業が持っている微細技術があまり知られていないのも現状です。
そこで、日本の技術の凄さと底力を多くの方に知って頂き、新たな可能性と希望を見つけていただくために、今回「モノづくりアート~超リアル透明昆虫図鑑」という企画をご紹介いたしました。
【“モノづくりアスリート集団”~JPキュービックとは】
<特長>
Jpキュービックは切削加工による樹脂部品を製造する会社で、医療機器・半導体・電子機器・自動車・など高い技術が求められる業界の新製品の研究開発に係る試作部品や小ロットの量産品を製造している。
従来の製造業の中小零細企業は昭和の町工場のイメージが強く、学生たちからみた業界のイメージや就職選択における好感度はIT企業とは対極の立場だと感じるものがある。
当社Jpキュービックは製造業のそんなイメージを払拭。“限界をアップデートし、技の美学と術の哲学で技術をカスタマイズ”への挑戦を繰り返し続けることで技術を操ることをストイックに追い求める「モノづくりアスリート集団」である。
超高精度・薄肉・極細・微細穴・透明・鏡面など色々な技術要素で、従来では不可能であったことを可能とし、常識や概念を変えてきた。経営理念の“終わりなき進化の追求”により、[シングルナノ精度の超鏡面加工]、[ミクロン代の薄肉加工]、[バリレス微細加工]など切削加工の常識・概念・限界をはるかに超える独自の技術を生み出してきた。
そして、顧客のニーズに応えるだけでなく顧客が気付いていないウォントを提供することで仕事の流儀の ”オンリーワンの技術”で、ナンバーワンの付加価値を提供”を実現している。
また、オフィス空間は世間一般の製造業の工場や会社のイメージとは異なり、異次元のデザイン性と遊び心に満ちたオフィスにすることで、アスリートたちのパフォーマンスを高め、アーティステックな感性を刺激するための空間創りを目指したのである。従来の製造業一般のイメージを完全に塗り替えている。
なお、当社はこの意気込で次のように語っている。
これからも世界に誇る技術立国のトップリーダーとして走り続けるため、「先進技術」の先を追い求めてまいります・・・と。
トンボ
■会社概要・お問合せ
商号 : 株式会社Jpキュービック
代表者 : 代表取締役 伊藤 雅彦
所在地 : 〒442-0005 愛知県豊川市本野ヶ原1-88
電話 : 0533-22-7575(営業技術部)
設立 : 2005年5月
事業内容: プラスチック部品の製造販売および先進技術の研究開発
資本金 : 1,250万円
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
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